太陽光パネルの力を数字にすると!!

   太陽光発電システムのカタログを見てみると

 パネルの商品名のところにモジュール変換効率(%)と

 公称最大出力(W)の数字が並びます。

 どちらも太陽光の力を1000W(100%)とした場合の

 電気に変える力を表します。

  ① モジュール変換効率

   太陽光エネルギー1000Wに対し最高の条件下において
   1㎡当たりに発電する効率を表します。
  例:シャープ 多結晶 ND-160AVの場合:変換効率 13.9%
     1000W×0.139=139W/㎡

  ※注1:最高条件とは、南向き30°快晴 夏至に近い 気温25°
  ※注2:㎡で表すのはメーカー毎にパネル寸法が違うため統一表示とした
      
  ② 公称最大出力

   この数値は各メーカー自慢のパネル1枚の力を表します
   では同じくシャープND-160AVの変換効率から発電量を算出すると

   まず、パネルの面積を出します
      幅1.165m×奥行0.99m=1.15335㎡
        
   パネル最大の力=139W×1.15335㎡ ≒ 160Wとなります。





 現在は、単結晶より効率はやや劣りますが、安価で作りやすい

 多結晶が住宅用の主流となっております。
    
2010.02.13:s-kikuti:[菊地 修一/レポート集]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。