鈴木悦郎設計工房

新庄にお住まいのお客様から、
「バーべキューしよう！」との御誘い！
”東山の森の中”での、
”とても美味しい時間”でした。

お客様のお家は、１５年ほどたちましたが、
周りの木々の中で、みずみずしく輝いてみえました。

暑さを、忘れた一瞬です。



息子さんの愛車”Ｓ２０００”
彼は当時中学生だった！

借家の域を超えた、５棟のデザインコートハウスです。

オーナーのこだわりもあり、１棟毎の”建売”も視野に入れ計画しました。

構造は在来軸組であり、当時５人の若手棟梁の”卵”達が、
腕を競うように、現場に取組む様子が思い出されます。

100％トステム（当時）建材を使用し、デザインの統一や、
経済性の追求等の、チャレンジをしました。

美しい”切妻屋根の重なり”の家です。

塀の”５本の横目地”は、
古都”奈良”で見かける、
伝統的な美しいラインです。

”山形の家づくり利子補給”パンフレットに
採用されております。（平成22～25年度）

オーナーのご夫婦お二人とも建築士の方でしたが、
あえて私が加わり、「冷静に設計がしたい。」
そんな思いで打合せが始まりました。

プランニングから竣工まで、バランスのとれた、
仕事をさせて頂きました。

パンフレット掲載のお願いに伺った際、
「またお家建てたくなったね！」
そんなお話をされてました。
（夢は大きく！ですね。）

独立後、間もなく設計させて頂いた、
蔵王温泉、「いがもちの里」さんべです。

オーナーの三部静雄さんは、蔵王温泉の
”観光インストラクタ-”をされており、
お客様から愛された”丁まげ”スタイルなど、
お店共々、蔵王温泉の有名な存在の方です。
残念ながら、今年の冬にお亡くなりに
なられました。
ご冥福を、お祈りいたします。

かつて、山形は最上川を基盤として経済発展し
蔵王「最上高湯」が、癒しの地でありました。
それの象徴として、設計のコンセプトを、
”蔵”としました。
そのコンセプトは、蔵王温泉街のイメージ
コンセプトに引き継がれているようです。