木造校舎大暮山分校 白い紙ひこうき大会
木造校舎大暮山分校 白い紙ひこうき大会
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校舎大掃除・校庭の草刈り完了!
8/2の早朝、地元大暮山の農家4人の皆さんが、リンゴ園用の大きな草刈り機械で、草原になっていたグラウンドの草刈りをして下さいました。
8/3午後2時、一足先に到着した山形市のバイクレスキューの皆さん10人が、グラウンドの草を熊手で集めて捨てて下さいました。
午後3時、分校の卒業生や昨年優勝したご家族、実行委員や友達など、なんと40人が集って下さり、掃いて拭いて磨いて下さいました。たった一時間で分校は隅々まできれいになりました。床を歩く感触がざらざらから、つるつるに変わり、ガラスはキラキラ輝きはじめ、分校はついに甦りました。総勢55人の皆さん、お疲れさまでした。心から感謝申し上げます。
一週間後、いよいよ最終大会です。
※掃除に熱中していて作業の様子を撮影し忘れました。写真はみんなが帰った夕方です。
2008.08.04:
ryuzi
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もよおし
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空飛んだチケット完成!
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昨年、分校の空を飛んだ紙ひこうきを、紙すきをして再生しましたが、ついに印刷も完了しました。前回と比べたら、凸凹も少なくクオリティーは高いです。一足先に写真でお披露目いたします。スタッフも満足しています。180枚程できましたので、ぜひ、最終大会に参加の上、この記念のチケットを手に入れて下さい。さて、8/3はいよいよ大掃除です!ボランティア大募集中です。
2008.08.02:
ryuzi
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大会を彩る名わき役達
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最後の大掃除 ボランティア募集!
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9年間遊ばせていただいた木造校舎大暮山分校。感謝の気持ちをこめて最後の大掃除を行います。窓全開で掃き掃除、よーいドンの拭き掃除、ハアハア息を吹きかけてガラス磨き。地区の皆さんは校庭の草を刈って下さいます。拭いても拭いても雑巾は真っ黒になるけれど、やればやったただけ校舎は生き返ります。なるべくきれいにしてあげたいと思ってます。
力を貸していただけませんか。分校に関われる最後のチャンスです。ご協力下さったみな様には大会チケットをプレゼント致します。お待ちしております。
■校舎大掃除
日 時 8月3日(日)午後3時〜5時位
場 所 朝日町大暮山 旧大暮山分校
持ち物 マスク、ほうき、ちりとり等 (雑巾はあります)
バキューム掃除機のある方はぜひ。
(飲料用の水道が止まってますので、飲み物もお持ち下さい)
問合せ 0237-67-3260 安藤
2008.07.26:
ryuzi
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ひこうき再生紙チケットづくり
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7/13「最終大会はこれまでやってきたことを一つ一つきちっとやろう」の主旨のもと、以前にやったことのあった、大会で楽しんだ紙ひこうきを溶かして再生紙づくりを行いました。当日の参加チケットにするためです。前回はあまりにも凸凹になりすぎて印刷もとぎれとぎれになってしまい、印刷が載らずペンでなぞったりして大変苦労しました。今回は深山和紙の高橋さんから「和紙を少し入れるとのりは入れなくてもいいよ」との助言をもとにやってみました。さて、仕上がりは当日のお楽しみになさって下さい。
2008.07.24:
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大会を彩る名わき役達
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最終大会ポスター完成!
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ポスターができました。ダウンロードできますので、プリントしていただいて職場やご家庭など身近に掲示していただけましたら幸いです。
最後のポスターは、私こと実行委員長安藤竜二が制作しました。私が一番大好きな写真(撮影/小林大輔)を使いました。今年もこんなクライマックスを迎えられたらと願ってます。
第10回 大暮山分校白い紙ひこうき大会(最終大会)
日 時 8月10日(日)午後1:30 開会
参加費 大人500円 高校生以下300円 幼児無料
部 門 子どもの部(小学生以下)
大人の部(中学生以上)
ルール 二階の窓から白い紙ひこうきを4回飛ばし、飛距離を競います。
紙は持ち込みできます。
折り紙ひこうきであれば、形・大きさは問いません。
閉会前には恒例のシャボン玉飛ばしもはじまります。
申し込みはいりません。
問合せ 0237-67-3260(昼)68-2207(夜)安藤竜二まで
スタッフでの参加も募集しております。
2008.07.07:
ryuzi
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歴代ポスター
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荒谷良一写真展「木造校舎と子供たち」
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毎年のように大会に足を運んでくれた写真家荒谷良一さんの写真展をついに朝日町で開きます。東京銀座で現在開催中の
写真展「猫と子と」
(堀のうちの子猫たち+木造校舎の子供たち)や昨年開催の「木造校舎の子供たち」の写真からセレクトしていただきます。白い紙ひこうき大会の写真も多数展示されます。ぜひ、ご覧いただけましたら幸いです。
日 時 / 8月5日(火)〜 8月20日9:00〜19:00(月曜休館)
入場料 / 無料
会 場 / 朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
1Fギャラリー(朝日町宮宿 役場南側の建物)
主 催 / 白い紙ひこうき大会実行委員会
2008.07.07:
ryuzi
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本気でエコスタ!
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“白い紙ひこうき大会実行委員会”と若者グループ“アットホーム”が一緒にやります!
エコスタfrom空気神社
〜二酸化炭素を減らしてくれる森を感謝のともしびで照らしましょう〜
エコスタは、エコロジースタート・スタイル・スタディの略称です。
洞爺湖サミットの開かれるこの記念すべき時、「空気神社」とCO2を減らしてくれる「森」を感謝のともしびで照らしてみませんか。そして「地球温暖化で沈み始めたキリバスやツバルのことをいつも想像し、今、私たち一人ひとりが地球温暖化など環境問題に対し、何ができるかを真剣に考え、家庭や職場そして地域で行動に移していく」ことを宣言しましょう。一人でも多くの皆さんに、集っていただけますことを心からお願い申し上げます。
エコスタ実行委員長 鈴木秀和
日時 7月6日(日) 夕方5時より
会場 空気神社と駐車場
内容
5:00pm〜 エコワークショップ
・蜜ロウソク作り
自分の灯す蜜ロウソクを作って下さい!もともと自然の物なのでCO2は増やしません(無料)
・再生封筒作り
どんな紙も捨てる前に封筒にしましょう。型紙進呈!(先着50人)
・廃材おもちゃ作り
身近な廃材を使って楽しいおもちゃ作り!
・エコ七夕飾り付け
エコロジーな願いを短冊に書いて飾りましょう!
・エコプロダクト2006展
視察してきた日本中のエコロジーな取り組みを紹介します!
・ツバル・キリバス展
温暖化により50年後には沈む国を紹介します
7:00pm〜 点灯式
・点灯セレモニー・大黒様空気の舞 ・星つむぎの歌大合唱(平原綾香)
・2008エコスタ環境宣言
同意して下さる皆さん(個人・団体)の、署名簿を、空気神社に奉納します。
お問い合わせ
鈴木秀和 090-2602-5319 夜間のみ
安藤竜二 0237-67-3260
主催 エコスタ実行委員会
協賛 ふくろう村(和合) ハチ蜜の森キャンドル
後援 空気神社奉賛会 Asahi自然観
※「エコスタfrom空気神社」は、100万人のキャンドルナイトに賛同しております。
平原綾香inキリバス 海に沈む国
2008.06.24:
ryuzi
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最終大会開催決定!
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この程、町より正式に校舎使用の許可をいただきました。予定していた8月10日の開催は決定です。
しかし、来年度の取り壊しが決まってしまったため、やはりとても悲しいことですが最後の大会になります。
現在スタッフ一同、ふさわしい内容を計画中です。校舎前の花壇にひまわりを植える作業も終えました。当日は、多くのみな様に登校していただき、ちょっぴりノスタルジックな夏の日をみんなで作り出していただけますことを心から願っております。
第10回 大暮山分校白い紙ひこうき大会
日 時 8月10日(日)午後1:30 開会
参加費 大人500円 高校生以下300円 幼児無料
部 門 子どもの部(小学生以下)
大人の部(中学生以上)
ルール 二階の窓から白い紙ひこうきを4回飛ばし、飛距離を競います。
紙は持ち込みできます。
折り紙ひこうきであれば、形・大きさは問いません。
閉会前には恒例のシャボン玉飛ばしもはじまります。
申し込みはいりません。
問合せ 0237-67-3260(昼)68-2207(夜)安藤竜二まで
※写真下の“ダウンロード”で要項を取り出せます。
2008.06.19:
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大会情報
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白い紙ひこうき大会QRコードできました!
携帯電話用QRコードを作りました。簡単にお気に入りに登録できますので、大会データの確認や、誰かに教えていただく時にご利用いただけましたら幸いです。
2008.06.18:
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大会情報
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桜さく木造校舎めぐり ご報告
山形市や仙台市から定員20人を遥か超える申し込みをいただき、蕎麦屋さんの最大キャパ35人に限定しての見学会となりました。
旧大舟木分校では鈴木幸信さんより思い出のお話をいただきました。来年で100才を迎えますが、悲しいことに今年の秋に取り壊されてしまいます。「きれいに維持してもらえず、みすぼらしくなるのを眺めているのは,私たちの思い出も見すぼらしくなりそうだった」と、複雑な心境を語っていただきました。
和合小では、すぐ近くにあるそば屋“亀次郎”でおいしい手打ち蕎麦を食べながら主人の鈴木俊昭さんにお話いただきました。大所帯で押し掛けたにもかかわらず、いつものおいしい味は変わらず、皆さん感激していました。
三中分校では、明治15年建築の不思議な雰囲気ただよう校舎を、皆さんめずらしそうに眺めていました。丸窓の三階では、佐竹千鶴さんとお仲間の皆さんがお茶会を開いて下さり、分校の思い出を語って下さいました。西松屋菓子店の桜餅も好評でした。
そして、来年取り壊される旧大暮山分校では、大黒様の桜の舞、紙ひこうき飛ばし、シャボン玉飛ばしなどミニ白い紙ひこうき大会を楽しんでいただきました。いつも大会に協力して下さる阿部代志一さんと長岡良一さんが駆けつけお話下さいました。
閉会では「どの学校ももったい」「建たせておいて欲しい」「素晴らしい企画だった」の声をたくさんいただきました。ご参加・ご協力下さったみな様、ありがとうございました。お断りしたみな様、本当に申し訳ありませんでした。
町が憂慮して下さり、来年も開催できることを切に祈っております。
写真報告はこちらを
案内いたします(エコミュージアム案内人の会)
※第10回旧大暮山分校白い紙ひこうき大会は8月10日をもって最終大会となります。
2008.05.30:
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朝日町 桜さく木造校舎めぐり 参加者募集!
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朝日町に残る四つの木造校舎。桜咲く季節に訪ねてみませんか。
地元の方にお話を聞いたり、みんなで記念の写真を撮ったり、
シャボン玉も飛ばしましょう。二度とできなくなるまえに。
おいしい手打ちそばやお茶の準備もございます。
みな様方のご参加を心からお待ちしております。
日 時 2008年4月27日午前10時〜午後3時頃
集 合 朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」前
参加費 大人1500円 中学生以下1000円(そば・お菓子付き)
定 員 およそ20人
コース 旧大舟木分校→旧和合小学校→旧三中分校→旧大暮山分校
申込み 安藤竜二 電話0237-67-3260(仕事場)
68-2207(自宅)
メール mitsurou@alto.ocn.ne.jp
※恐れ入ります。移動は自車でお願い致します。
主 催 白い紙ひこうき大会実行委員会
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2008.04.09:
ryuzi
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木造校舎の役割
「懐かしむ」という感情は、この時代を生きる私たちにとって、必要な心の栄養ではないだろうか。
私が代表をつとめる「白い紙ひこうき大会」は、廃校の木造校舎「旧大谷小学校大暮山分校舎」の二階の窓から紙飛行機を飛ばすイベントである。飛距離を競うこともそうだが、夏の日の思い出のワンシーンをみんなで作り出すという、ちょっぴりノスタルジックなイベントだ。
参加層は幅広く、九十四才のおじいちゃんがひ孫を連れてやってきたこともあった。県外からの参加も多く、毎年百五十人程が集まる。子どものイベントと思われがちだが、大人の参加が上回った事が何度もあった。大きな麦わら帽子のボランティアスタッフは毎年増え続け、嬉しい事に昨年は、中学生から六十代まで四十人を超えた。
ところでこの校舎は、これまで有名女優が出演する全国向けのテレビコマーシャルに使われたり、木造校舎の写真集で紹介された。昨年は、人気番組に出演中の、若手タレントの写真集にも使われた。訪れる多くの人々を惹き付けてしまう不思議な魅力を持った校舎なのだ。
大会は、今年の夏で十回を迎える。そして、残念な事だが、これが最終大会となる。
私の町には、廃校した木造校舎が四つ残っている。ここ二十年の間に、新しい校舎とひきかえにほとんどが解体され、小さな分校舍が三つと、三月に閉校したばかりの中規模な校舎が残った。そのうち今年は旧大舟木分校舍が、そして来年には、旧大暮山分校舎の解体が議会で承認されてしまった。傷み具合から安全面に問題ありという。毎年補修願いは出していたが、壊すと決めたものを直すわけにはいかないと,叶えてはもらえなかった。なにしろ、豪雪地の小さなこの町では、財政面から維持できないという。
木造校舎を解体する現場を毎回見続けてきたが、いつもとても悲しい気持ちになる。たくさんの子供時代の優しい思い出が、怪獣のような重機に揺さぶられ、悲鳴を上げながらいとも簡単に崩れ落ちていく。「物を大切に」と学んだ学校が、大切にされずに壊されていくのだ。お世話になったのに、まだ使えそうなのに、見殺しにしてしまったようで、暫くの間、後悔の念にかられてしまう。
けっして、木造校舎を永久に残せとは言わない。体が不自由になったお年寄りでも、そばにいてくれるだけで家族の役割を果たすように、木造校舎も立っているうちはそこに立たせておいて欲しい。それだけで、私たちは優しい時間を懐かしむことができる。優しい人の絆がそこにあったことを思い出せるのだ。無機質な情報化社会の昨今,昭和を装ったものが店頭に並べられ、昭和の映画がヒットしている。現代は「懐かしむ」ことを確かに必要とする時代なのだと思う。
この春、連休のはじまりに「桜さく木造校舎めぐり」という催しを、仲間達と企画している。「桜と木造校舎」の美しい景色を、せめて多くの人の心に焼き付けたい。四つの校舎を回りながら、お菓子やお茶でゆっくりした時間を楽しみたい。この町には、人を呼び込むような大木や古木の桜はないが、懐かしさを感じさせるこの桜と木造校舎の組み合せが人を呼び、新しい観光資源として認められるならば、校舎の寿命を延ばすことに繋がるかも知れない。
校舎の桜が散り急ぐことのないよう、そして校舎を見上げる空が澄んだ青色になる事を心から祈っている。
(河北新報「座標」2008年4月22日掲載 安藤竜二) 写真/宮森友香
2008.04.07:
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