白い紙ひこうき大会公式サイト

▼第7回大会(2005年)を振り返って・・・

 キンコンカンコンのチャイムと落下傘花火で始まった開会式では、恒例の長岡清一郎氏(大暮山)による大黒舞いで、参加者の皆様の安全祈願と、競技場、用紙の御清めをしていただきました。また、長岡さんの分校時代の思い出の宝物である、給食の手作り蒸しパンを再現し、校舎ニ階からふるまっていただきました。そして、試飛行式、大集合写真撮影会を経て競技に入りました。
 競技は無風だったせいか、昨年から比べると全体的に飛ぶ飛行機は少ないようでしたが、ドラマはありました。途中、雨が降り中断したのですが、駆けつけてくれていたギニアの民俗楽器を演奏なさる「サンバララ」の皆さんが体育館で演奏して下さったのです。思わぬ本場の演奏に大人も子どもも魅了されていました。演奏が終わる頃には、青空が戻り、ドラマチックに競技を再開することができました。
 結果、子どもの部では、三條永登くん(山形市)が、これまでの記録を2m 上回る25.8mの大会新記録をマークしました。そして大人の部は、なんとサンバララのギニア人サイヨン・カマラさんが30.8mで優勝なさいました。
 集計が終わるまでは、校庭でいろいろなことをして楽しみました。スタッフの山口和子さん(東根市)の創作紙芝居『ほっほっほ』は優しいイノシシ親子の物語でした。水飴とミルク煎餅を食べながら、みんな熱心に聞き入ってました。そして、話題の「校舎に感謝!シャボン玉飛ばし」をみんなで存分に楽しみました。そのシャボン玉の中、大会テーマ曲を作ってくれた中川元嗣さん(千葉市)とフルートでサポートする小林健太くん(大江町/高校生)のミニコンサート。とても素敵な風景と音楽に包まれました。表彰式に入る前に、残ったラッキー賞の抽選会も行いました。飛ばし終えたそれぞれの飛行機には番号が書いてありますので、賞品が無くなるまでスタッフが無作為に選びました。
 表彰式では、小さな体で賞品の大きなすいかを受け取る姿がとても微笑ましく感じました。大人の部優勝のサイヨン・カマラさんも体中で喜びを表していました。そして、名残惜しい中チャイムの音で閉会しました。
 前日に行った校舎の大掃除や草刈りは、大暮山地区のみな様に大変お世話になりました。当日のスタッフも、町内外の小学生から60代まで34人が集まりました。そして、今年も多くのみな様よりご協賛、お祝いをいただきました。多くのみな様に支えていただいて大会の成功があることを、実行委員一同あらためて実感しております。心から厚く御礼申し上げます。今後とも、ご支援、ご指導いただきますことをお願い申し上げます。
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2006.07.07:ryuzi

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