デジタル化する映画のなかで、富士フイルムがデジタル映画データを保存する専用フィルム「ETERNA-RDS」を開発。
長期保存する意味では、一気に消滅するリスクと保存機器(ハードディスクや SDなどのメモリメディア)の安定性が保証されないデジタルデータは、フィルムに劣るとされる「デジタル・ジレンマ」をもとに主要作品のフィルム化して保存を初めている。
「ETERNA-RDS」はデジタルデータを光の三原色(テレビの色出力)赤、青、緑に分解してそれぞれ焼き付けるモノクロム(単色)フィルムにする。モノクロなのはカラーよりも保存期間が長くなり、その他の技術で「500年の耐久性」が可能に。
つい最近、フィルムにこだわるあまり、デジタル化に押されて倒産した名門、コダック社ですが、富士フィルム社のように社名から「写真」を取り去り、デジタル化を進めると共に、終われるフィルムを新たなデータメディア媒体とする.....ものの考え方
「映画用デジタルレコーダー出力専用フイルムの開発 (PDF)」
追伸:
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今回の「もの語り」の他に、東京周辺の話「日和下駄とスニーカー」があります。