| 工程 | 材料規格 | 施工ポイント |
1 | 施工位置確認 |
| 1. 場所と施工数量の確認 2. 施工図を作る 3. 使用材料の数量表・実行予算書を作る 4. 施工計画書を作る 5. 工程表の作成
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1´ | 使用材料準備 |
| 1. 使用基盤マットの確認及び注文 2. 材料搬入日程の検討 3. 搬入車輌の確認
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2 | 清掃作業 |
| 1. 施工範囲を清掃チェックする
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3 | 位置出し作業 | 巻尺・勾配計測 | 1. 図面に基づくこと(不明は担当者に確認すること) 2. 排水孔から必ず離すこと 3. 壁面またはパラペットより離すこと
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3´ | 材料搬入 | 防水・防根シート 保湿シート・基盤マット 見切枠・客土・目土 芝生・植栽箱 植栽樹木
| 1. 事前に材料置場を確認しておくこと 2. 2階以上はクレーン車を使用する 3. 搬入は現場状況に合せて実行する 4. 荷場は上下で合図を適確におこなう
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4 | 防水・防根シート張り | 巾2m,厚さ0.5m/m
| 1. 防水・防根シートはシワを作らないように張る 2. 重ね代は5cm以上とし、合せ目全体に粘りを用いて確実に密着させる 3. 施工対象範囲に施工する
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5 | 保水シート張り | 巾1m,厚さ1.5m/m
| 1. 保水シートも緑化基盤マットを設置する範囲にシワを作らないよう、全面に張る 2. 重ね代は5cm以上とする 3. 保水シートを広げながらマットを設置する 4. 粘着テープを用いて接合
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6 | 見切枠設置 | イ)巾3cm,厚さ3cm ロ)巾7cm,厚さ4cm
| 1. 緑化基盤マットの厚さにより イ) 又は ロ) を使用する 2. 見切枠は端部を美しく見せることが目的のため凸凹な配列ではなく、常に直線に仕上げる
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7 | 緑化基盤マット設置 | イ)巾1m,厚さ2cm,L=3m ロ)巾1m,厚さ3cm,L=2m ハ)巾1m,厚さ5cm,L=1m
| 1. 緑化基盤マットは何れの場合も片側より設置する 2. 見切枠内に設置する 3. 保水シートが巻込まないよう確認して置くこと 4. 緑化基盤マットの厚さが変わるときは、薄いマットの下に発泡スチロール材を入れて同じ高さとする 5. 風の強い場所の施工は、必ずマットとマットをワンタッチロックで結束する
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8 | 排水パイプ設置 | Ф20m/m
| 1. 10m以上の施工に入れる 2. 水勾配に合せて2mピッチで設置する 3. 排水パイプは緑化基盤マットとマットの間とする
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9 | 客土散布作業 | 人工土壌又は良質土
| 1. 緑化基盤マットの設置完了後、芝生を張る前にマット上の凸凹を除き活着を良くするためマット上に1cm土壌を敷き均らす 2. 均一に仕上げることが大切である
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10 | 芝生張り作業 | 切芝30cm×28cm×10枚 コウライ芝
| 1. 基本的にはベタ張りとするが、苗と苗との間隔は1cmを目安とする 2. 端から順に並べていき、2列目は半分に切った苗から始め、継目がレンガ模様に仕上る 3. 使用する芝は良質のものを使うこと 4. 強風地区は活着まで全面ネットを張り補強する
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11 | 目土散布作業 | 川砂
| 1. 目土砂は基本的には川砂を使用する 2. 目土砂は芝苗の合せ目に良くすり込むこと 3. 全面にむらの無いよう平均に敷き均す
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12 | 転圧作業 | 小型ローラー0.5t以下
| 1. 設置後の芝苗は浮いた状態にあるので、下部緑化基盤マットに密着させる目的でローラーを用いて転圧する 2. ローラー転圧は軽量のものを用いる 3. ローラーの無いときは、良く踏み込み苗を基盤マットに密着させる 4. 表面を平滑に仕上げることで、芝刈が均一に仕上られるので入念におこなうこと
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13 | 散水作業 | ゴムホース
| 1. 散水は端部より順次おこなうこと 2. 散水量は、緑化基盤マットが十分に吸水するまでおこなう 3. 散水量の判断基準は、芝の表面に水が浮き出たときが満杯を示す 4. 芝生の散水は、基本的には涼しい時間帯に施工することが望ましい
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14 | 養生作業 | イ)自動潅水 ロ)手動散水
| 1. イ)自動タイマーを使用して散水養生をする方法、最初から設備を設けるか、スプリンクラー等を設置する ロ)手動により天候を見ながら散水養生をおこなう 2. 養生期間は植物の生育を助けるため、立入は禁止する 3. 芝生の活着確認は、芝を持ち上げ抜けない状態
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15 | 跡片付作業 |
| 屋上緑化工事が完了したら、ただちに残材処理等現場内の跡片付をおこなうこと
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16 | 完了 |
| 発注者に完了報告をすると共に、必要書類はすみやかに提出する ・完了届 ・施工図及び出来形数量表 ・工事管理写真
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