ローズヒップアカデミー山形

ローズヒップアカデミー山形
趣旨
シルクロード、中国を経て日本へそして紅花最北の地山形を彩り巨万の富をもたらした紅の花。
現、山形の政治、経済、文化は400有余年の歴史とロマンを秘めた県花、紅花が基盤となっていることは周知のことであります。
そして、紅花は京、江戸に運ばれ、彼の地の女性を鮮やかな紅で彩り又その一方では女性の生薬、血の薬としても活用されておりました。
私はこれらの史実にもとずき昭和40年代より紅花を食の素材ととらえました。
それから幾星霜、試行錯誤の末、「紅花ずし」他の紅花料理の創作指導となりました。
更に、紅花を深く研究なされておられた医学博士平松緑先生により、紅花のもつ生理的効果、効能が医学的に研究証明されました。すなわち紅花は坑酸化物を多く持ち、痴呆防止など生活習慣病予防の女神だったのです。
これらをふまえて時は、安心、安全、健康、四季感動の山形県更に各界の紅花に熱き思いをよせる人々の努力等により紅花の価値観が高く評価され、県におかれましても2001年、紅花コンテスト翌年から天童、蔵王、上山の観光温泉を中心に「紅花膳」として、新たな紅花郷土料理の創作の推進力となり県民の大きな注目を集め紅花観光料理のオープニングとなりました。
新しい郷土料理とは時代のニーズにより新たに視点があてられ郷土料理として創作される料理です。それは今を生きる一人ひとりの創意工夫や地域文化を軸として、点から線へ、線から面へ拡げその底力を土台に郷土料理としての地位を確立しながら、次の世代へ伝承されいつしか伝統料理になってゆく。しかし面まで育つ力のないものは一過性として消えていきます。
そんな観点から紅花料理を定着させ、力強い郷土料理に高めるには面の力が大切です。紅花花咲く頃の山形はどこの家の食卓も紅花料理で賑わい、あたかも「三月節句のすし」のように、紅花を七月の食行事に昇華させ面の力を強くする事が急務と思います。
 又紅花料理を今日的スローフードでとらえるならば染、薬と共に生きつづけて数百年、そして新たに食が取り入れられた。その過程はスローフードポリシーそのものであります。
 更に子供たちが紅花の種から成長を見守る目そして染、食、健康への体験学習は地産地消を含む、郷土を愛する食育の現場そのものでもあります。
 ここに提案いたします「紅花料理関連事業」により市民の紅花意識の向上は県民の健康増進、関連素材消費拡大、又新商品開発の起爆剤、観光紅花料理のバックボーンとなる事と確信いたします。
入会申込書
「やまがた最上紅花の会」に入会いたします。

氏 名

住 所 〒

電 話

正会員:会員2,000円
賛助会員: 個人2,000円 団体10,000円(賛助会員一口以上)

入会申込書ご希望の方こちらまで
023-622-1676お電話ください。
代表 古 田 久 子

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「やまがた最上紅花フェスタ」紅花食育2004

日時: 平成16年9月20日(月)
午前10時から

場所: 山形グランドホテル2F
「サンリバー大ホール」

対象者: 会員及び一般
200名限定、試食有り

入場料: 無料

主催: やまがた最上紅花の会

後援: 山形県・山形市・JA山形中央会


やまがた最上(もがみ)紅花フェスタ


中学生と意見交換

ステージ1

(10:10~11:00)

子供も大人もみんなで考えよう

紅花の過去・現在・未来

テーマ: 紅花の歴史・生産・健康・食・文化について・Q&A

講 師:東北公益文科大学教授・医学博士  平松 緑 

    矢作産業(株)社長        矢作 誠一

    山形県衛生研究所研究企画専門員・薬学博士

                     笠原 義正

質問者:山形市立第八中学校生徒さん

コーディネーター:山形市立第八中学校校長 金澤 和子

(10分休憩)

ステージ2

地産地消紅花料理で花いっぱい

(11:00~11:40)

☆ 紅花ずしデモンストレーション

講 師 古田 久子   

お手伝い 山形市立第八中学校総合文化部

(11:40~11:50)

☆ 「虹」  ~最上紅花から紅が出来るまで~

伊勢半本店

(11:50~12:10)

☆ 試食タイム

紅花ずし・子葉料理・

飲み物(紅花茶・県産ジュース)

材料・飲み物提供          

 米:JA山形中央会

 子葉:杉山商事㈱

 紅花ドライフラワー:高瀬べにばな生産者組合

           白鷹紅の花咲かせる会

 紅花茶:㈱志鎌園

 県産ジュース:JA全農山形

 紅花入り白玉:矢作産業㈱

やまがた最上(もがみ)紅花の会

会長 古田 久子

事務所:山形市あこや町3-3-20

電話:023-622-1676



~会員募集~

山形県の県花「紅花」は、やまがたの文化と歴史を脈々と伝えてきました。最上紅花は、古くから染料として使われ、現在も切花として親しまれています。最近は医学的にも注目され、健康食品や食べ物にも使われるようになり、花と子葉も食材として新たな食文化が生まれております。
紅花文化を継承発展させるため「やまがた最上紅花の会」が発足しました。ことしは9月20日「紅花食育フェアー」を開催する予定です。(詳細は別途)
紅花の様々な可能性とロマンに触れてみませんか。皆様の参加をお待ちしております。


地産地消「紅花料理」を食べる会が、れすとらん久味膳で山形スローフードの会の皆様をお迎えして開かれました。
大好評で終了しました。ローズヒップも隠し味で使われました。

ローズヒップティー

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山形の紅花浪漫 今 甦る!!
オリジナル久味膳紅花料理