レインボープラン推進協議会

▼聞かせておごやぇ〜 市民のみなさんにインタビューE

 インタビューに答えてくださったのは、九野本で農業を営む鈴木秀人さん(36歳・2018年11月現在)です。7年前に新規就農し、夫婦でミニトマトなどを栽培しています。 

Q:レインボープランの印象、どうですか?
A:循環や地産地消の考え方には賛成です。
生ごみは消費者からだけでなく、実は農業でもかなりの量が出ていて、例えばうちでは商品にならない割れたトマトを廃棄しているんです。
そういう廃棄される作物を使ってジュースなどの加工品“レインボー商品”を作ってアピールするのも面白いんじゃないでしょうか。

Q:食の安心や地産地消、どう思いますか?
A:「農薬を使わなければ安全」なのかどうかは、いろいろな考え方があって難しい。
でも、新鮮で美味しい地元の野菜が購入できるというのは、いいことだと思います。
心配なことがあれば、農家の人に聞くこともできるし農地だって見に行くことができる。安心ですよね。

Q:環境にやさしい農業、どんな思いを持っていますか?
A:私も環境保全型農業を心がけています。
化成肥料の代わりにカツオエキスなどの有機肥料を使っています。化成肥料を使い続ければ、いずれ土地がやせて使えなくなってしまうかもしれない。
今の土地を大切に使い続けていきたいから、化成肥料や農薬をなるべく使わないようにしたいんです。

Q:循環型のまちづくり、さらに進めるには?
A:コンポストはある程度普及しているのでしょうが、取り組みが市民にちゃんと伝わっているのかな?と感じることもあります。
それから、循環型の農業には他にも、米ぬかを畑に入れたり、自分で堆肥やぼかしを作ったりと様々な方法があります。
そういう情報が、農家も含めまだまだ普及していないので、もっと広まれば面白いんじゃないかな。
例えば、実践している人たちの情報を集めてまとめて発信するのもいいかもしれません。
いろんな人が、それぞれのやり方でこんなに頑張っているよ、という情報が広まれば、循環型農業に関心を持つ人が増え、市全体で取り組んでいるイメージも強まると思います。

[広報ながい2018年11月1日号 掲載「虹の郷発希望行き」199号]

2018.11.01:rainbow

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