レインボープラン推進協議会

▼聞かせておごやぇ〜 市民のみなさんにインタビューD

 インタビューに答えてくださったのは、長井市太極拳愛好会の板垣さん(中央地区高野町)です。趣味の太極拳にいそしむ板垣さんは、食にも一家言を持っています。

Q:レインボープラン農産物、どうですか?
A:堆肥を使い、化成肥料や農薬を減らして栽培している野菜なので、意識して買い求めています。
買うだけでなく、レインボー野菜づくりも実践しています。主人は長年、仲間同士でコンポストセンターからレインボー堆肥を運んで畑仕事をしていましたが、木酢液を使って虫を駆除するなど、できるだけ農薬を使わないよう工夫してきました。

Q:最近の食卓事情、どう思いますか?
A:野菜はぜひ摂りたいものですが、今の人たちは、忙しいのか見かけが先行しているのか、サラダとかコンビニ弁当に走ることが多いように思います。
私はドレッシングを使わず、煮物や和え物にします。1日2回は具沢山の味噌汁を作って家族と食べています。野菜は煮ればぺたっとなり、たくさんいただけますから。
うちでは、子ども用のメニューというのもことさら作らなかったし、冷凍食品や既成の惣菜も食卓に上らなかった。そうやって、我が家の味や野菜中心の食が自然と親から子へとつながってきたと感じます。今でも我が家の食卓は、季節折々の食べ物が幅を効かせていますよ。

Q:レインボープラン、もっとこうなればいいと思うことは?
A:私は長井駅の直売所にもよく行くのですが、生産者が顔なじみで、品物が悪いと交換してくれたり、旬の野菜を上手に料理する方法を教えてくれたりと、消費者の味方。ああいう親近感を作っていったらいいと思います。
また直売所等では、おろぬき(間引き)や売れ残りの野菜は、廃棄することが多いようですが、ちょっと手を加えれば惣菜になったり売れると思う。
生活の知恵や工夫がもっと活発に行き交って、賢い消費者が育っていけば、「もったいない」の循環の心が、何か具体的な事業につながるのではないでしょうか。
次代にバトンタッチできるような消費者目線の取組みを期待したいです。

[広報ながい2018年10月1日号 掲載「虹の郷発希望行き」198号]

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