レインボープラン推進協議会

▼新人☆ケンジのレインボープラン体験記B

〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記B〜
 [ 虹の郷発 希望行き 第184号・市報ながい 8月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
先日、レインボープランコンポストセンターの視察に長野県からお客さんがやってくるというので、私も同行して参りました。レインボープランって何なんだ?と思っていたので、とても興味深く見学しました。今回はそのことについてレポートします。
 ああ…、やはり生ごみは臭い。コンポストセンターの生ごみの投入口へ近づくと、とってもキツい臭いがしました。ところが、次の工程に進んでいくにつれて臭いが消えていくではありませんか。お、だんだん堆肥っぽくなってきたぞ。山積みに盛られた発酵中の堆肥が並んでいます。何気なくその山に手を突っ込んでみると、中はとても温かです。ガイドさんによると、その温かさは目に見えない微生物たちのエネルギーということらしい。「こうやって分解してくれる子たちがいるから、また土ができるんだなぁ」と、不思議な気持ちになりつつ、さらに先へ進んでいくと…、とうとう堆肥の完成品が現われました!土色で水気がなく、あの生ごみの臭いもしません。
 視察に来ていたのは長野県にある廃棄物処理の会社で、その方々の話では、このセンターにはカラスが寄ってきていない、しっかりと堆肥化されている証だ、ということでした。
 植物が生まれ、私たちはその恵を受ける。その残さが堆肥として生まれかわり、次の植物がその恵を受ける。また植物が育ち、私たちは恵を受ける。永遠に続く生命の循環。私たちの命を支える循環。そのサイクルをレインボープランは手伝っているのか。燃やせばすむ生ごみをわざわざ堆肥にするなんて、面倒くさいと思ってしまうようなことを誰に押しつけるでもなく実行する長井市の人たち。大切なことを見つけ大切にできる長井市の人たち。私もそんな人になりたい! 

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「軽くて臭いもしないですね」と、みなさん感心していました。

2017.11.27:rainbow

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