レインボープラン推進協議会
▼新人☆ケンジのレインボープラン体験記@
〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記@〜
[虹の郷発 希望行き 第182号・市報ながい 6月1日号 ]
はじめまして、ケンジです。埼玉県出身で昨年から長井市の住民になった24歳です。新人市民の私が体験したレインボープランをレポートしていきます。
5月20日、私は人生初の田植えを体験しました。この田んぼでは、震災を機に長井市へ移住した鈴木酒造鰍フ主催で、福島からの避難者やレインボープラン市民農場はじめ長井市の人々が協力して酒米「さわのはな」を作っています。毎年大勢が田植えに参加しているそうで、今回も市内や全国各地から、大人子ども約40名が集まりました。
当日は天気に恵まれ、一面の青空。元気いっぱいの子どもたちは田植え前から大はしゃぎしていました。当然、若い私も!カエルやバッタを追いかけたり、花飾りを作ったり、何にもないと言われそうな田舎で、子どもたちは持ち前の賢さで楽しみを見つけていました。
この田んぼにはレインボープランの堆肥を使っているそうですが、そのことで何がいいのか私にはまだ分かりません。これから勉強していきたいと思います。
田んぼに素足をつっこむとムニュムニュとした感触で、一瞬気持ち悪いけど、段々それが気持ちよく感じられてきました。田んぼに投げ込まれた苗のかたまりを拾って植えるのですが、苗が足りなくなると他の箇所や田んぼの外にいる人から投げ渡してもらって作業をしました。大人も子どもも時々、わざと泥がビチャッと跳ねるように投げ、そのたびに笑い声や悲鳴が聞こえていました。地元の高校生2人もカエルにおびえながらも楽しそうにやっていました。大人と子どもが一緒に笑い合っている姿というのは、なんだか心が温まります。
この田んぼでとれた米で「甦る(よみがえる)」という酒を作るそうです。秋の稲刈りも参加して、米作りから関わったお酒を早く味わってみたいものです。
子どもたちも大はりきり!
[画像]
2017.06.12:rainbow
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