レインボープラン推進協議会

▼学校給食…子どもたちの食を支えたい!

NPO法人レインボープラン市民市場虹の駅は、市民直売所「おらんだ市場菜なポート」(東町)での直売や市内の移動販売などの活動をとおして、レインボープラン認証農産物はじめ地場農産物の普及を行っている団体です。

その虹の駅が昨年4月から、長井市農林課の平成25年度事業の一つである『学校給食への地場農産物納入事業』を受託し、長井市産の農産物を学校給食共同調理場へ納入する事業に取り組んでいます。
長井市では、以前から「レインボープラン認証はえぬき一等米」が学校給食米に採用されていますが、野菜や果物については地場ものの使用率が低い状況が続いていました。そこで、食育や地産地消の推進といった面から米以外の地場農産物の使用率も向上しようというのがこの事業の目的です。
 虹の駅では、おらんだ市場菜なポートに納入・販売される農産物の中で、比較的量に恵まれている旬の農産物を中心に納入計画を立てて取り組んできました。市内農家の協力を得て、昨年4〜12月の間に、きゅうり(952`)・白菜(290`)・長ねぎ(267`)・りんご(474個)を学校給食向けに納入。これらの他にも、毎月19日前後に実施される「地産地消の日給食」や小学6年生と中学3年生を対象とした「バイキング給食」へ、合計27品目の地場野菜を納入してきました。
 虹の駅は、「遠い生産地から運ばれて来る農産物よりも、身近な市内の畑でとれた新鮮な野菜や果物はおいしくて安心なうえ、子どもたちが地域の生産者の苦労を知るなど『長井の心を伝える教育』につながる。また生産者にとって、売り上げだけでなく誰に食べてもらうかということも『作り甲斐』につながってくる時代。その意味でも、地域の未来を担う子どもたちへの地場農産物の供給はますます重要になるはず。様々な課題はあるが、行政とともに供給システムや生産者との協力体制をしっかりと整え、より多くの地場農産物が学校給食に提供されるよう努力したい」と、今後の取り組みへの意欲をのぞかせています。

広報ながい2014年2月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事
2014.02.01:rainbow

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