レインボープラン推進協議会

▼お答え

1 レインボープランにご注目いただいてありがとうございます。
ご案内のようにレインボープランは生ゴミの減量が目的ではありません。
あくまで生ゴミを資源として活用しながら、生産者と消費者、まちとむら、今と未来が
豊かにつながることで、長井市を食、いのち、農、環境などの点で一級のいなか、
堂々たる田舎まちに変えていこうとする住民主体の事業です。
レインボープランの正式名称は「台所と農業をつなぐながい計画」といいます。
まだまだ発展途上で、取り組んで改めて見えてきた欠陥もたくさんありますが、あせらず、時間をかけてすすんで行きたいと思っています。
これからも私たちの行く姿にご注目ください。
 なお、1月1日NHK総合TV午後7時20分からの「NHKスペシャル『ふるさとからのメッセージ』」で長井が登場する予定です。 レインボープランも取材を受けていますのでぜひご覧下さい。

2「周辺地区に広げられないか」について
 周辺地区とはいわず、世界中に広まれば良いですね。
 タイでは既に「レインボープラン」の名称で生ごみ堆肥化事業が始まっていますし、アジアの多くの国々が関心を示し、最近では韓国、ヴェトナム、ミャンマーが複数回視察に見えています。

 これまで、「置賜地方全体で取り組めないか」とのお話が行政サイドからも出ていましたし、
 齋藤山形知事ももっと県内に広げられないかと申されました。
 まず、置賜管内すべての自治体が取り組むようになれば、置賜は食と環境に意識の高い住民が住んでいる地域・安住の地として地域の振興に大きなインパクトを与えることが出来るでしょう。

 ご承知のとおり、レインボープランは住民の方々が生ごみを水切りし、しっかり分別出来なければ先には進めません。この分別ができる意識の高い住民が育つことが条件になります。
それが出来るかどうか大きな課題となりましょう。

 長井市では、構想から具体化までの約8年間、市民が主体となりこれを行政がサポートする形で取り組み、現在の「生ごみ分別日本一」と評価されるまでになりました。
 この取り組みが協働のまちづくりの魁としても評価されました。

 これから取り組まれる自治体では、先進事例として各地の取り組みもありますから、それらを参考になされれば準備に8年は必要はないと思いますのでぜひ取り組んでいただきたいものです。

 長井市のコンポストセンターをご覧になったことがありますか。
 この施設は、中心市街地(旧長井町)5,000世帯から出る生ごみの推定量などをベースに、施設の規模を計画しました。
 従って、中心市街地以外の生ごみはここには集められていません。現在の処理能力では市外からの受入は不可能です。

 関心のある住民の方々が運動の核造りはじめられ、仲間を増やして実現に向けて取り組まれることをお勧めします。
 長井市レインボープラン推進協議会は、周辺部の皆さんが取り組まれるなら喜んでそのノウハウを提供し支援いたします。 

●2006.12.23
●レインボープラン推進協議会
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