プロフェッショナルから学ぼう!

毎回楽しみに見ているプロフェッショナル、今回は危機管理術・人をくどく手紙術・アイデア会議術・時間管理術・健康術を6名の方が具体的に披露してくれた。それぞれのプロだけあってとても感心、感動した。
危機管理術では、“トラブルは小さいうちに”ということで、フリーアドレス制(席を決めない)、自由にコミュニケーションする雰囲気作り(上司と部下が隣り合わせ)、風通しのよい職場にする。“おかしいな?”をメモする、できる限りメモする事から解決策を。朝みんなに“おはよう”“おはよう”と声をかけて回ると、顔を上げない人は何か問題があると言っていた。
人をくどく手紙術は特に感心があった。編集者、石原氏。相手をよく知ることが大事。「拝啓」から始まり、季節感を自分の言葉で書く。相手の印象を書きながら、「自分」を書く。一番伝えたいことを最初に書く。最後に、「会いたい」を伝える。自分の要望は最後の方にサラッと書く。茂木氏曰く、「人間の脳は手間がかかったものほど真剣に受け止める」「相手が本当に自分のことをわかっていることがうれしい」と。本当にそう思う。私も昨年、2つほどくどきの手紙を書いた。普段メールが多いので手紙は久々に書いたが、自分の素直な気持ちを届く言葉で伝えようと思った。その気持ちは伝わったようでうれしかった。手紙をいただくのはとてもうれしいことなので肝心な時は手紙にしようと思っている。
横井氏、アイデア会議術。何でも言える空気を作る。どんな意見・アイデアもよい所を見つける。そして、ホワイトボードに書き出す。リーダーはあえて外した話をする(みんなの気持ちを楽に、意見が出せる配慮)。課題を持ち越す場合は、3Wをはっきりする(いつ、誰が、何を)
飯塚氏、時間活用術。人間の脳は働いている時発想しやすい。仕事は人生のベストタイム。隙間時間を利用し、2つ以上の仕事を掛け持ちする。選んでやっている時、充実している。
茂木氏の時間活用術は、瞬間的に仕事に集中する術。脳の研究をされているのでその観点から、気分を切り替えるのに音楽の効用は大きい。パソコンに何十と入れていてそれぞれの場面で活用。寝る時はこの音楽を聞いてぐっすり寝てスッキリ目覚める等。朝起きたらすぐ活動、ブログを書くという。朝仕事をこなす。「身支度は仕事の句読点」としてするのだそうだ。これはわかる、私も同じだ。早起きが定着しつつあるので、朝起きてすぐ(私の場合、顔を洗ってカフェオレを入れて)パソコンに向かってブログやエッセイを(この時間が短いのが難)、そして掃除、朝食の支度と句読点にして出勤、仕事という流れで脳がうまく活動している気がする。
高野氏、健康術。つま先立ちはいい。どこでもいつでもできる。膝より上にモモを上げると筋肉が鍛えられる。階段はかかとから上るとモモやふくらはぎの裏の筋肉が鍛えられるそう。これからはかかと上りをしよう!
以上、とっても参考になった。取り入れてやっていこう!



2007.02.04:t-ozeki:[キャリアアップ]