10月から11月にかけて、私が大好きで本を読んだり、以前お話を聴いてファンになったりした講演会が3つ用意されている。その一つが今日あった。シスター渡辺和子さんの、「心豊かに生きる」である。グランドホテルで10時からだった。友人親子を誘い、とてもいいお話を聴かせていただいた。渡辺さんは82歳でとても魅力的なシスターだった。以下、内容を記載する。
20.10.18(土) みこころの園開園25周年記念講演会
「心 豊 か に 生 き る」
ノートルダム清心女子大学理事長・シスター 渡辺和子
・人間は技術や知識を得ることだけでなく、豊かな心を持つことが大事、“よく生きる力”をつけなければならない。それには、
1.待つことができる心…我慢する、許すことができる
“子供達は親や教師の言うとおりにはなりません。親や教師のするとおりにな ります。”
自分の怠け心と戦っているか?心にゆとりがあるか?他の人を受け入れる心が あるか?よく考える。“考える力(理性)”と“選ぶ力(自由)”を身につけ なければならない。“脱いだ履物をそろえてあがる自由があります。考えて選 びなさい。”
心がけるか心がけないかで違ってくる。したくなくてもすることができる。 “面倒だからしよう“→自分が変わる。
2.思いやる心…自分勝手をしない
人間はたえず自分の心と向き合っている。人は一人では生きられない。もたれ 合って生きている。今の若者は、人の手助けをしようと育っていない傾向があ る。“不機嫌”は環境破壊だ。“暗いと不平を言うよりも、自分で灯りをつけ ましょう。” →自分が変わる。
1.やさしい眼差し 2.やさしい笑顔 3.やさしい言葉 4.身体の施し (奉仕活動) 5.心 の施し 6.席を譲る施し(居心地よく) 7.一 宿一飯を分かち合う
人間何が残るか?一生のうちに集めたものではなく、与えたものである。
3.自分を大切にする心…自分を見捨てない!
“幸せはいつも自分の心が決める”
“苦しいからもっと生きてみよう”命は大切と言われるより、“あなたが大 切”と!
マザー・テレサは、“愛するとは見捨てないこと”一人ひとりの魂を大切にす る。“ぬくもり(触れる)、笑顔、言葉がけ”をしなさい。
“価値があるから生きているのではなく、生きているから価値がある”
シスター渡辺和子さんの講演「心豊かに生きる」を聴いて!
2008.10.20:t-ozeki:[キャリアアップ]