12月21日に平成28年最後の定例会を開催しました。
参加者は10名でした。
そこでのお話を、今回は ぷらっとほーむ通信1月号に寄せました。
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先月の親の会で、ある親御さんのお話がとても印象的でしたので、こちらでも紹介させていただきたいと思います。
親の会の開催日は、とても霧が深く数メートルしか視界がないような状況でした。
そのような中、わざわざ山形市外から参加して下さった親御さんのお話しです。
――少しでも前が見えるようにと、車のライトをハイビームにしてみたけれど、視界が良くなるどころか、ますます見えなくなってしまった。ふと、子どもが不登校になった頃のことを思い出した。あの時は、先が見えなくてとても不安で、今日のような真っ白い霧の中にいるのと似たような状況だったのではないかと。その頃、何とか先を見通したくて、車のライトでいうハイビームのようなことを色々とやってみた。しかし、今になってふり返ってみると、無理に遠くを見ようとするのではなく、足元をちゃんと見ながら、一歩一歩 確実に進むことの方が大切なのではないかと感じている。――
そうしてきたからこそ、その方のお子さんは元気になって、今はしっかりと自分の考えを持ち、学びに励んでおられるんだなぁと思いました。
もちろん普段の道路状況でしたらハイビームを上手に使った方が安全でしょうが、濃霧や吹雪など困難な状況に遭遇した場合には、それがいいとは限らないのですね。私も似たような経験があったことを思い出しながら、新たな気づきをもらいました。
このように、親の会というのは、自分の話をすることで心が軽くなるだけではなく、他の方のお話を聞くことでも、ヒントを持ち帰ることができる場なのです。
これからも大切な居場所として、クローバーの会を続けていきたいと思います。
今年も どうぞよろしくお願い致します! ( ひぐちあいこ )
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ちなみに、今回の「ぷらっとほーむ通信」表紙のイラストは次女の作品です!文字はわたくし。
親子で作成したページになりました。
通信は、ぷらっとほーむ、山形市内の公民館や図書館に設置してありますので、ぜひお手に取ってご覧くださいませ(^^♪
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