6月8日(水)19時より、天童市長岡公民館にて第5回目の『出張相談&ひきこもり入門講座』を開催しました。
参加者は6名で、市議、教員などさまざまな立場の方が参加してくださいました。
初参加の方もいらっしゃってうれしかったです♪
そして「すまいるクラブ」さんが、会場にお花を飾ってくださいました☆
ありがとうございました
前半はぷらっとほーむの滝口共同代表から話題提供がありました。
今回はひきこもりの支援は、一般的にどういったものがあるか、ぷらっとほーむではどんなことをしているかについてのお話しが中心でした。
「居場所」の意味、役割などについても学ぶ事ができました。
以下、参加者の感想をご紹介します。
●ひきこもりになったり、不登校になったり、そこには人間関係でがまんしたり、いじめにあったり、こころのとびらをしめてしまう原因があって、でもその人の存在を認めてもらえる場所、ほっとする居場所に出会えたとき、少しずつまた閉じていた心が開いてくる、そういう場所ってほんとうに大切だなぁと感じました。もっと多くの方にこの講座を知ってもらいたいと思いました。
●ひきこもり支援のことをよく理解できました。お花の体験のボランティアで居場所づくりの場面でお手伝いさせていただきたいと思いました。
●不登校は何か特別な事ではないと思います。むしろ今の学校の制度に対する氾濫と捉えても良いと思います。ただ、子どもは学校に行けない自分を責めてしまうので、「今の自分でいいのだ。」と思える心の余裕をどう作るか・・・を考えなければならないと思います。「今の自分を素直に認める人」になれば、あとは自分で自分の人生を作ることは可能だと思います。
教師も生徒も数字に追い回されて、自分を追い詰めているのが今の学校です。もっとゆっくりと考える余裕のもてる学校になることができるならば、生徒の苦しさに共感できる教師も増えていくとは思うのですが・・・(楽観的すぎるか?)
●不登校・ひきこもりの人に対しての他の方々の意見を知れて 大変 有意義な時間でした。これは理屈では解決できないと思いました。
●行政が “支援” のどの部分に予算を多くつけているかなど、行政の支援の現状を知ることが出来てよかった。
●学校の先生も居場所がない、ほっとする場所がないことにおどろきました。生身の人間なんだから、気持ちや心のかよう生き方が出来ていない現実、なぜそのところを改善しようとしないのか?価値観の多様化、他の人を思う気持ち、複雑ですね。
●答えがないので、難しいものではあると感じた。その中で、どうすれば当事者にとって幸せになるのか、行動しながら検討していかなければならないと思った。
●ひきこもりと一言で言っても、家にいる=ひきこもりではなく、人間関係が喪失している状態をひきこもりの定義とすることを知った。とすると、かなりの数の人がひきこもり予備軍といえる。TVやメディアのひきこもりのイメージから離れる事が、この問題を考える第一歩だと思った。
●多様な生き方が認められる社会になっていくことも支援のひとつなのだと思った。
今回も学びの多い時間となりました。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
次回は、6月22日(水)河北町の「サハトべに花」を会場に19時から開催します!
ぜひ、一緒に学んで語りませんか?
お越しをお待ちしています。
クローバーの会@やまがた 世話人 ひぐちあいこ
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