4月27日(水)19:00~21:00 寒河江市文化センターにて第二回目の『出張相談&ひきこもり入門講座』を開催しました!
講座の様子をぷらっとほーむメンバーのしげちゃんがアップしてくれています。
→ぷらっとほーむのブログ(出張相談会)
滝口さんからお聞きして印象に残ったのは、30代40代のひきこもりが増えた背景のひとつに1990年代から非正規雇用や派遣社員が増えたこと。○○会社に所属しているという肩書きを失ったまま社会に出ることを想像すれば、外に出にくくなるのが理解できました。
そこで大切になるのが、ひけ目を感ぜずに弱音や本音を吐ける場所や関係性とのこと。フリースペースという「居場所」が地域のあちらこちらにあればいいのでしょうが、現実はそうなっていません。だとすると優しいマスターのいる喫茶店でもいいと思うし、話を聞いてくれる飲み屋さんとか、一歩外に出てみると「居場所」のようなところがあるかもしれませんね。
自分の「居場所」に出会うためには、趣味を増やしたり、あたらしい分野に興味関心を持ってみるところからはじめてみるといいのかなぁと感じました。
他の参加者のみなさんはどのように感じたでしょうか?
以下に 参加してくださった方の感想をご紹介します♪
●誰でもひきこもりになる可能性があることがわかった
●親が今の状態を受け容れられるまでが、とても辛いのだと思います。ストレス状態を客観的に把握する技術を仕事で使いますが、子どものストレス指数は親のストレス指数を上回っている場合がほとんどといわれています。親ができることは、人生がいかに楽しいかを子どもに身をもって見せてあげることだと思いました。また、今の社会が(非正規雇用の拡大、教育のビジネス化など)ひきこもり・不登校になってしまった人に冷たすぎると思います。
●さまざまな立場の方々からお話をうかがえたことがとても良かったです。自己紹介を含めたそれぞれのお話に気づきや発見もあり、また多いに共感もあり、とても有意義な講座でした。少人数の語り合いというのもよかったです。
●「居場所」のもてない不安感・不安定さを大人としてしっか受け止めたいと思いました。また自分の好きなものを子どもたちには増やしていってほしいと改めて強く思いました。エネルギーが欠乏したときに、次への一歩を踏み出すきっかけになるものを持っていない子どももとても多いと思うので、私は“好きなこと、好きなもの”を見つけようとする(見つけていいんだよ)姿勢を後押ししていきたいと思いました。
●社会の生きづらさ、世の中の偏見。実際 自分の子どもが不登校で学びました。私の子どもはまだ外とのつながりを持てていない状況ですが、今回の講座の中で、その子にとっての居場所は世の中にある決まった場所ではなく、本人が求める居場所が、どこにでもあるのだなぁ、きっかけがあればつながる場所があるんだなぁということがわかり視野が広がりました。
※次回は天童市長岡公民館にて19:00から開催いたします。
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