クローバーの会はぷらっとほーむと連携して活動しています。そのぷらっとほーむの毎月の通信に寄せている『クローバーのそよ風』をこちらにも掲載させていただきます。
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先日、ある中学校の校長先生のお話し(保護者向け)を聞く機会がありました。その言葉は以下のようなものでした。
「不登校は県内でも増加しております。わたくし自身、不登校そのものは決して悪いこととはとらえておりません。きちんと向き合えば成長のチャンスだからです。しかし、やはり学校に来て勉強するのが一番望ましいところではあります。この頃は、宿題が終わらないからとかそんな理由で簡単に不登校してしまう生徒が多いようです。そういう子どもたちを見ておりますと、やりたいことをばかりを先にやって、やらなければならないことを後回しにしてできなくなってしまっているように感じます。」そして最後に「教員として私たちの一番の仕事は学力をつけさせることです。」とおっしゃっていました。
周囲の親御さんは、うなずいておられて、このお話しにがっかりしたのはわたしだけなのかなぁ。
確かに学校にはいい面もたくさんあり、学校が好きな子どもたちもいることでしょう。しかし、学校のあり方への違和感で苦しんでいたり、いじめや体罰でつらい思いをしていたりする子どもたちもいるのです。決して簡単に不登校しているわけではないのです。
全国で不登校の子どもたちは12万人。国では、学校に行けない、行かないことを選択した子どもたちのフリースクール等に関する検討会議を行っています。私たち大人は無理やり学校復帰させることよりも、新たな学びの場で健やかに成長できるように環境を整えることにシフトチェンジしていく必要があるのではないでしょうか。
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次回の親の会で みなさんの思うこと聞かせてくださいね♪
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