第1回『ひきこもり入門講座』
~「不登校」について考える ①~
4月23日(水)19時より、鈴川ふれあい館にて開催いたしました。
学校の先生、県職員の方、病院関係の方、PTA役員の方、大学生、不登校の子どもを持つ親御さんなど、さまざまな立場の方が集まってくださいました。
急な告知にもかかわらず、参加者は10名。ありがとうございます!
まずはじめに「ぷらっとほーむ」共同代表の滝口より、この事業についての説明。
次に、この講座で知りたいこと、関心を持っている部分などを交えながら、参加者のみなさんに自己紹介をしていただきました。
そこで出された話題はこちらです。
↓↓↓
ちょっと見づらいですね(^_^;)
ちなみに
「不登校」の定義(文部科学省)―――
何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、
あるいはしたくともできない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち、
病気や経済的な理由による者を除いたもの
「ひきこもり」の定義(厚生労働省)―――
仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、
6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態
これはあくまでも国の定義ですが、
滝口が言うにはそれは単に状態であるとのこと、なるほどです。
ですから、「不登校」や「ひきこもり」に焦点をあてることより、子ども自身の困りごとに耳を傾けて関わっていくことが大切だということでした。
「「不登校」「ひきこもり」を別の言葉でいうと「孤立」ともいえる。だとすれば、その『社会的孤立』の反対側にあるのは『社会とつながる』ということではないか。」という話題にもなりました。
一般的に、こういった課題はカウンセラーなど心の専門家に相談することが多いのが現状です。
そのような流れの中で「ぷらっとほーむ」は10年にわたって、そういったことより 『社会とつながること』を大切に支援活動をしてきたということ、その理由が話を聞いて理解できました。
そして、これから大事になってくることは、当事者やその家族が フリースペースのような居場所とつながりやすくなること。そのためにはその間をつなぐ人を地域に増やしていくことであると、滝口が語りました。
これもうまく撮れてませんね(>_<;)次はがんばります!
休憩を挟んでからは、テーブルごとに、話を聞いて感じたことなどを出し合って、発表し全員で共有しました。
最後に、参加しての感想を書いていただき終了となりました。
今日の講座の話題は広く多様なものになったと思います。
教育現場にいらっしゃる方から現状をお聞きすることも出来ましたし、不登校・ひきこもりのお子さんを持つ親の苦悩も知ることが出来ました。
もちろんコレだ!という答えはありませんが、それぞれが今いる場所で出来ることや、生きやすい社会にするために、考えを深めることが出来たように思います。
他にもいろいろな情報を知ることができたり、県外での取り組みなども知ることができました。
※参加者の声を次回のブログでご紹介させていただきます
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