音喫茶
▼日常に心をこめて
山形の路上シーンから一枚。
現在『Caster Mild』として活動中の三浦優太さんのシングル。
暖かい歌声と、時に優しく、時に力強いギターの絡み合う1枚。
タイトルにもなっている『日常に心をこめて』(1曲目)は、ゆるやかな楽曲の中に、強い力を感じられます。人それぞれ恋愛の形は違いますが、ひとつの想いがこもった1曲。
カップリング曲は『一発目』『二発目』『三発目』。
この一貫したタイトルとは裏腹に、タイプの違う三曲が収録されている。
三曲とも歌詞は非公開だが、それぞれの曲を聞くと、三浦優太という一人の歌い人の懐の深さを味わうことができるのではないだろうか。
『一発目』(2曲目)は、自分の内面、心の中にある様々な想いが綴られた一曲。形あるものには必ず終わりがある、という変えられない事実の中にも何かを見出そうとする、何かが感じられる曲。
『二発目』(3曲目)は、このCDの中では唯一、一番タイプの違う曲、と言える。鋭さのあるギターが素晴らしい。
『三発目』(4曲目)は、哀愁漂うイントロから始まる一曲。ところどころに入る、呼吸が何とも言えない雰囲気を出している。一気に盛り上がるサビの部分も、どこか切ないメロディーが、この曲全体の空気を作っている。
■三浦優太 『日常に心をこめて』
STEPPER RECORDSより 全4曲入り 定価500円
画像 (小 中 大)
2005.02.23:nira0
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