おさむ茶マイルーム

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 秋の花といえば菊の花、日本人にとっては、春の桜とともに、馴染み深い花のひとつですが、ワタクシの住んでいる集落は、県内でも有数の食用菊“もってのほか”の生産地です。今、その収穫におおわらわで、朝晩通勤途中の車中から摘み取り風景に出くわします。
 菊を食べる?というと驚かれる方も多いと思いますが、秋の山形の味として食卓に欠かすことのできない旬の食材です。基本的に菊の花はどれも食べられるとのことですが、特に味や香りのよいのが、この“もってのほか”で、しゃきしゃきとした歯ごたえとほろ苦さが好まれているようです。
“もってのほか”は山形の方言で「とんでもない」という意味ですが、「こんな美味い菊の花を食べるとはもってのほか」だとか、「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」といった諸説ありますが、真相は定かでありません。食べ方は、和え物、おひたし、天ぷら、酢の物、吸い物など色々ですが、酢醤油たらしたおひたしにが、歯ざわりを楽しむことができ好まれているようです。


2005.10.13:osamu:count(1,168):[メモ/▼季節]
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