おさむ茶マイルーム

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 山形地方でよく食べる「ひょう」、ほかの地方ではどうなんでしょうか?「ひょう」とは夏の畑地に生える野草「すべりひゆ」のことです。要するに雑草を食べているわけです。山形県人は竹の根っこ(根曲がりタケ)や虫(イナゴ)を食べたり、実に先人から食べることに貪欲だったようです。
 でもこの「ひょう」ですが、栄養価が高いようで茹でて天日干しにすることでビタミンDなどの栄養が蓄えられるそうです。夏にゆでて醤油&からしで食べる場合もありますが、たいていは
打ち豆、油揚げ、ちくわ、人参などと共に煮て、よく正月に食べます。今年もひょっとしてよいことがあるようにと、ひっかけて縁起のよい食べ物の一つとして伝えられたいます。
 作り方は、ひょうは洗って水から火にかけ、煮立ったら火を止め、一晩そのままつけておきます。そして翌日、水を2〜3回取り替える。油揚げは油抜きをして短冊に切り、人参も同様に短冊に切る。 ちくわは半分に切ってから輪切りにする。油大さじ2で材料を全部さっと炒め、次にダシ汁と調味料を全部加えて、中火で汁がほとんどなくなるまで煮る。おつまみにもなる田舎料理の一品です。

2006.02.23:osamu:count(1,928):[メモ/家庭料理]
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