おさむ茶マイルーム

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 先週、居酒屋メニューの中に焼きみそおにぎりがあったので、久しぶりに食べてみた。焼きみそおにぎりといえば、亡き母のおやつメニューのひとつだった。
 早速口にしてみて、母の作ってくれた焼きみそおにぎりとは、触感もだいぶ違いっていた。いまのはにぎりもやわらかく、焼き方もソフトだ。小さなときに食べた焼きみそおにぎりは、にぎりががっちりしていて、焼き方も表面がカリカリと音をたてるほど硬いものだった。おそらく母はおもいきり力を入れて握っていたのだろう。その力は彼女が生きてきたバイタリティを、たっぷりしっかりすり込んだつぶみその味は彼女の人生をあらわしているのだろうか。
 このメニューのお陰で、忘れかけていた焼きみそおにぎりと、母とのひと時を思い出し、なつかしさがこみ上げたひと時だった。

2006.02.21:osamu:count(1,364):[メモ/▼昭和な時代]
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