おさむ茶マイルーム

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 11日に行われた解散総選挙は「自民党をぶっ壊す」と広言し、郵政民営化を訴えた小泉純一郎首相率いる自民党が圧勝した。これで実質的に派閥が解体し、これまでの自民党はぶっ壊れたも同然だ。
時あたかも、巨人の次期監督問題がマスコミをにぎわせているが、最有力候補に挙げられていた阪神・星野仙一SDが阪神残留の意向を示したため、来季の星野監督はまぼろしと化した。
 今季、巨人は1度もペナント争いに参加することもなく、ファン離れ、視聴率の低落は目を覆うばかりだ。プロ野球全体の人気浮上を図るためには、巨人の再建は不可欠で、そのためには根本からチームを「ぶっ壊す」必要があるのではないか。投壊は改善されず、一発頼みの打線には限界が見えた。資金力にモノを言わせて他球団からスター選手をかき集めたそのツケは、主力の故障による離脱、戦力ダウンとなって表面化した。「ぶっ壊す」には身内よりも“外様”の方がやりやすい、と巨人も判断し、2年で阪神を“猛虎”に変えた星野氏はその最適任者、と考えたのだろう。
 だが、巨人は星野氏にフラれたため、今後はOBを中心とした人選を余儀なくされる。候補には前監督の原辰徳氏、アテネ五輪で指揮を執った中畑清氏、評論家の江川卓氏らの名前が挙がっているが、果たして身内で「ぶっ壊す」ことができるかどうか。
 一発に頼らない機動力を生かしたスピード野球への転換、若手の育成など、大胆な手術が巨人も必要ではないか。巨人は常に勝利を求められるため、何年計画といった悠長な暇はなく、チーム再建は一筋縄ではいくまい。成功すれば称賛される。が、失敗すれば一斉に非難を浴びる。それに立ち向かう覚悟が、はたして原氏、中畑氏、江川氏らにはあるのか、候補者にのぼったOBらの考えを聞いてみたいものだ。

2005.09.22:osamu:count(1,376):[メモ/▼オヤジの独り言]
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