おさむ茶マイルーム

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 そば屋の店先に「新そばはじめました」の張り紙が目立つようになりました。そばは、あまり明るくないが、確かにこの時期のそばは香りが抜群で美味しい。先日、新そばの魅力に惹かれて、寒河江市立病院の近くにある「蕎陶庵」に行ってきました。
 店主はそば好きが高じて、この世界に入った。いわば脱サラで、それだけにそば作りはていねい、中学校の同窓生でもある。そば粉は地粉と北海道産を使い、石臼で挽いたのをつなぎ1、そば粉10の割合で普通の蕎麦よりはやや細めに仕上げている。そばつゆは多少濃いめ、シャキッとしたそばによくからみ、腰が実にしっかりとした締められた食感は絶妙の味でした。
 そばの他に、隠れた人気メニューが「あげ蕎麦もち」である。そばが出てくるまでの間、250円で楽しめる。「そばもち」というよりも「そばまんじゅう」といった感じ、初めて味わう食感でこれもお進めです。まずは食べてみて下さい。

酒田でワンタンメンと言えば「満月」というほど昔から有名ですね。土曜日に秋田に行く道すがら12時30分ころ寄ったところ、県外からの客とおぼしき人で行列ができていました。そこで新潟にBT仲間と偶然にも遭遇、皆さんおいしいものには目がないんですね。

さて本題、お客さんの99%が注文するというワンタンメン、新聞も透けて見える程という表現がピッタリの薄さ、それだけに喉越しのいいこと。そして箸でつかんでも崩れることなくトロリと逃げていくほどしなやかな弾力性。この極薄のワンタンに、昆布や煮干でとったあっさりスープがほどよく染みて、何とも言えない味わいだ。カンスイを抑えめの自家製麺は、細麺でスープがうまくからむように考えてのことか?
寒河江にも「ふくや」というワンタンメンで行列の出来る店があるが、甲乙つけるのはむずかしくお好み次第といったところか…、チャーシューも上出来でした。


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 卵にはコレステロールが多いと言われ中高年にとっては「取り過ぎ注意」と言われ、過去において高脂血症気味のオヤジの食事としては敬遠された事実がある。しかし、近年ではコレステロールの制限を行う高脂血症患者にも卵を勧める医師が多い…という。女優森光子の若さと美貌の秘訣は、1日2個の卵を欠かさないことだという。これは、高脂血症患者には太り気味の者が多く、これらを是正する為には、良質のタンパク質が必要とも言われているからだという。
そんなことから、手軽に食べられる「卵かけごはん」が静かなるブームを呼んでいるという。

 我が家も、ゴルフで朝が早い場合など、カミサンが寝てる時は卵かけごはんで済ましてしまいます。食し方ですが、まず空っぽの茶碗に卵を割り入れ、次に.黄味周辺の白い固まりを取り除く。そして.醤油を適量たらしてかきまぜる。ご飯を卵が入った茶碗に入れて、.ご飯を箸でひっくり返して出来上がり。上の方は卵ご飯で、下は白いご飯と二重構造を楽しんでおりました。これが当たり前だと信じていましたが、どうも本来は卵を別の器にといておいて、白いご飯にかけるというのが一般的らしいということが判明。聞くところによると、ご飯の真中に箸で穴を空けて卵を入れる人なんかもいるようですが、ところ変わればで、卵かけご飯の食べ方もいろいろのようですが、実に慣れ親しんだビンボーフルな朝食です。あっ忘れてました、それにきざみ海苔がのれば豪華な気分に浸れてサイコーですね(笑)。


 久しぶりのラーメン屋めぐりです。ラーメン屋で意外と穴場なのが、蕎麦屋さんのラーメン。職場の近く(寒河江かた天童方面に向かう県道沿い)にある「かつら」ですが、毎日お昼には駐車場が満杯なるほどの繁盛店です。ここの冷たい肉そばは結構好きで食べるんですが、中華そばに今回初挑戦してみました。なんと!これがうまい!そば屋のラーメンなだけにあっさりですが、麺のコシが最高。スープも美味しくいただきました。12年間京都で板前の修業をしていたというご主人がオープンさせたお店ですから、味もしっかりしてるようです。そば屋の中華のなかにも新しさを感じるラーメンでした。
 久しぶりに美味しいラーメンに対面したような気がする。TVで何回も取り上げられてきた店だが、不思議に行くチャンスを逸してきた。ようやく今日、バウンドテニス練習の帰り道に実現。場所は、旧上山競馬場入り口前、追分にあることから店名はそのまんま「おいわけ」。
 店のウリはスープ、取り方牛と豚ガラを16時間煮込んだというだけあって、熟成という表現がピッタンコ、実に奥が深いスープだ。渾然一体化していてコクがあり、スープとしての出来は県内でも屈指のスープだと思う(ネギ、白髪葱がスープに与えるウマミも見逃せない点である)。
 具は、チャーシュー、ゆで卵、メンマ、ナルト、海苔、ネギ、白髪葱等、一見華やかなラーメンであるが、麺は、ちじれ麺で、スープがよくからみ口の中で踊る感触がいい。豚バラ肉のチャーシューがまた憎い逸品で、濃いめの味付けに頼ることなく、噛むとしみ出る豚肉のジューシーな肉汁がとても「まいうー」であった。

 いつもバウンドテニス練習の道すがら通るたびに気になってましたが、この間ついに行ってまいりました。山形では珍しい秋田の比内地鶏をダシに使った「塩ラーメン」です。「あっさり地鶏」に「こってりとんこつ」の文字。おすすめは、あっさりのほうは塩ということで、塩チャーシューを注文。スープを一口飲んで驚きました。うまい!ほうれんそうもグッド!チャーシューもとろけるほどやわらかでした。
あのラーメンの鬼「佐野実」がTV番組で訪れたお隣河北町そば屋です。河北町というと「冷たい肉そば」の発祥地と知られていますが、ここ「定助(さだすけ)」も本来はそば屋ですが、中華そばも侮れません。佐野実が絶賛したといわれる中華そば、肉は鳥ですがチャーシューメンにすると豚バラになります。どちらかいうとチャーシューメンがおすすめですね。店舗前の道路はただいま工事中ですが、店には入れます。


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 山形では珍しいチェーン店のラーメンを紹介します、「修ちゃんラーメン」いうんですけどね。どこかで聞いたことのあるような店名ですが、3〜4年前わが町にもオープンしました。チェーン店というと、オリジナリティ不足を指摘するムキもありますが、どうしてどうして…。
 旨みのあるスープ。ベースは独自の素材をプラスし、研究を重ねたコクのあるスープだ。修ちゃん自慢の自家製麺手もみ麺。なるほど、中華そばは一度食べたらやみつきなるほど美味い。その手もみ麺にスープがほどよくからみあってのど越しも良い。ワタクシはシンプルなラーメン専門ですが、「隣の芝生」じゃないけれど、隣のオヤジが食べてる五目ラーメンも美味しそうでした(笑)。
西の変り種ラーメンの横綱が「鍋焼きラーメン」とだとすれば、山形にもありました「とりもつラーメン」。新庄市で30〜40年前から食されていたというこのラーメンが注目を浴びるようになったのはここ数年のこと。そもそもラーメンとトリモツ煮というミスマッチのような取り合わせだが、トリモツ煮とラーメンの組み合わせは地元新庄では意外でもなんでもなく、結ばれるべくして結ばれた許嫁のようなものだったというのです。

 養鶏が盛んだった新庄では、大切なお客さまを迎える日には必ずといっていいほど鶏一羽をさばいてさまざまな料理にしてもてなしたといい、トリモツ煮もその一品で、食堂や居酒屋といった飲食店においても欠かせない一品だったのだそうです。ラーメン屋さんにもサイドメニューとしてしっかりトリモツ煮があって、ある時、お客さんがラーメンにトリモツ煮をトッピングして食べたら、これが、あっさりとしたしょう油味、トリモツ煮のまったり感がコクとなって絶妙な味わいにが評判となり、「とりもつラーメン」として定着していったのだそうです。

今回おじゃました「梅屋」は新しいお店ながら、ご主人が脱サラしてラーメン屋を開いたほどのラーメン好きとあって味へのこだわりは半端ではありません。麺は自家製の手もみちぢれ麺、鶏ガラ、とんこつ、野菜を合わせたしょう油味のあっさりスープ。鶏の臓物をくつくつ煮込んで冷蔵庫で一晩味をしみ込ませたトリモツ煮をトッピングするとクセがなくなり、それでいてコクのある極上とりもつになるのだそうです。食した感じは、意外なほどにあっさりとした旨味スープで、クセになってしまうのもうなずけます。

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ラーメンの嗜好も、人それぞれで好みもいろいろじゃないでしょうか?麺一つにしても、細麺がいい、いや太麺だ…と、ましてやスープに至っては100人いれば100の評価が…。我が家には自分も含めて4人の自称ラーメン評論家がいますがw、異口同音に「まいう〜」の評価下した店がこの「桂林」です。
 山形市にある中華料理専門店ですが、だからでしょうかスープは手抜きのない素晴らしい旨み!他のラーメン店にないコクと上品さが口イッパイに広がる。麺も茹で加減もちょうどいい。最後まで麺を食べ終わってもスープのアツアツ感も冷めず、これは「なんじゃこりゃー」と叫びたいほどの美味さです。自分的には、五目ラーメンのほうがお気に入りです。

 B級グルメラーメン編、初めて県外へ飛び出しました。究極の変り種ラーメンとでも申しましょうか、高知県須崎市の「鍋焼きラーメン」です!ご当地で生まれ、50年近く守られ、愛されてきたよさこいの食文化「鍋焼きラーメン」。「鍋焼き」といえば、通常「鍋焼きうどん」を思い起こすが、高知でポピュラーなのは「鍋焼きラーメン」だ。
 2年前、バウンドテニスのBBSカキコミが縁で、ついに「鍋焼きラーメン・ツァー」が実現。ネット仲間のKENさんの案内で、数多い専門店でも向かったのは須崎市「まゆみの店」、ラーメンの鬼佐野をもうならせたという店だ。壁には、TV取材の写真が立ち並ぶなか、厨房から、スープのうまみを予感させる香りが漂う。 使用する具は、ネギ、ちくわ、生卵といったシンプルなもの。スープはこくがあるが、しつこさはない。めんは歯ごたえを感じさせる細めんで、支那そばを思わせる。
女ご主人の話によると、鍋焼きの基本ルールは「付け合わせの漬け物と土鍋、鳥がらのしょうゆ味」だそうだ。麺をすすってややもしたら、中央に鎮座する卵黄をかき混ぜて食するのがご当地での食し方とレクを受けたあと、一気に立ち向かう。見た目よりアッサリしてイケル、未知との遭遇「まいう〜」でした。
最後に酸味が利いたおしんこを口の中にほおばり「ジ・エンド」、じつに貴重な体験山形からはるばる来たかいがあったというものです。

このカテゴリーで、最初に山形の「冷たいラーメン」を紹介しましたが、忘れてならないのが「冷たい肉そば」ですね。寒河江のお隣河北町(谷地)が発祥の地と言われ、ほとんどのそば屋さんがメニューに加えるほどポピュラーになりました。親鶏の肉と甘いたれに、つるつるとしたそばが特徴です。また、冷しても油が固まらない秘伝のたれを使用しております
そばを冷たい水で引き締めることでコシが強く、鶏肉を煮込んでダシをとったそばつゆは深い味わい。でそばとぴったりです。歯ごたえといい、香り、そしてそばつゆのダシといい、クセになる一品です。温かい肉そばもありますが、冬でも「冷たい肉そば」を注文する客の方が多いようです。
ここの店(かつら)の主人は京都で板前をしていた変り種で、小柱のかき揚げがトッピングでおすすめです。


 以前は洋風キッチンをやっていたおやじですが、10数年前からラーメン屋に転向したはちの屋、TVでもとりあげられたせいか遠方からのファンが多い。メニューは支那そば、油そば、つけ麺のみ。支那そばをおもむろに注文すると「あっさりがっす、コッテリがっす」とスープの好みを聞かれる。
 スープのみならず麺も昔風の麺で、ラーメンというよりか支那そばそのものでした。チャーシューもかなり煮込んだとみられやわらかでメンマも「まいう〜」でした。嬉しいのは、スープを別どんぶりでサービスしてくれること、コッテリを注文した客はスープをつぎ足して飲むというシカケになっている。
 ただこの店は、おやじ一人でやっているので、お昼時は込み合うので時間をずらした方が賢明かな。

 寒河江で中華そばといえば、古くから「皿や食堂」「平左エ門」の両老舗が看板守ってますが、先般皿や食堂は紹介しました。今日は、平左エ門紹介しますが、自分的にはすべてがオーソドックスでこちらが好きですね。
 ラーメンといっても、あっさり派、コッテリ派と好みが幅広いですけれど…ここのラーメンは、万人が認めるほどのいろんな味要素を備えています。「これ!」といった強烈なインパクトはないけれど、あっさりとしたスープは紛れもなく逸品です。湯切りがしっかりしている麺と仲良く遊んでいる。のり・メンマ・チャーシューの盛り付けも整列していてイイです。
 
 シナそば(支那は、PCで変換しないようです)というと物議かもしだしそうですが、やっぱ中華そばとしな支那はビミョーに味違うようです。
 この店のオヤジは、ハンパでなく頑固です。昔うちの職場に出前にきて、その時のトラブルで「もう、おめえんとこへは出前しないぞー!」と宣言して以来ずっーと30数年守ってますからね、味のこだわりも頑固です。
 本来この店のウリはミソラーメンですが、科学調味料を一切使わない支那そばも評判です。どんぶりの中の麺・具が見えないほど大きいチャーシュー(自家製だそうです)に圧倒される!れんげですすったスープも、貝柱の味と野菜の旨味がとても美味しい!麺は支那そばのコンセプトを大事にしていてグッドです!