おさむ茶マイルーム

▼ひょっとこ

 ついに白いものが降ってきましたね、今日は1日ごろ寝です。正月のめでたいネタにちなんで、今日もめでたいネタを…皆さん"ひょっとこ"をご存知でしょうか?だれやねん、お前だろうって言ってるのは。

 我が家では縁起物として、ひょっとこお面を神棚に飾っております。 "ひょっとこ"は、目をむき口を突き出した、こっけいな表情をしておりますが、そのルーツを探っていくと意外な正体が…なんと、ひょっとこは「神様」だったのです!"ひょっとこ"は一体どんな神様なのか?
岩手県等に伝わる、"ひょっとこ"の面の由来話を読めと判ってきます。話せば長くなるので結論だけ…"ひょっとこ"は"火男"が転訛したもので、あの突き出した口は火に息を吹きかけるためのもの、つまり"ひょっとこ"はかまどの火を司る神様だったのです。

 今は火を点けるのも消すのもワンタッチですが、昔は一度消してしまうとなかなか点けられないもの、火種を絶やさぬこと、また、火勢をうまく操って煮炊きするのは重要なことでした。そんな大切な火が燃えている場所、暖かな食事を作るためのかまどに神が宿っていると考えられるようになったのだそうです。
 正月早々、またウンチク語ってしもうた、受け売りですけど…。

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2007.01.08:osamu

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