おさむ茶マイルーム
▼さくらんぼビール
山形県の特産品といえばサクランボ。そのさくらんぼビールがあるとは話には聞いていましたが、やっと実現しました。「湯上りのいっぱいを、さくらんぼ発泡酒で」というコンセプトのもとに、天童市湯坊「いちらく」さんが、旅館内に醸造所を設け2000年7月から販売している「聖桜坊(セントチェリー)」です。
さくらんぼワインは以前からありましたが、1999年に副原料としてサクランボを使用した「桜桃クリーク」を発売し、それをブラッシュアップした製品が今回の「聖桜坊」だそうです。
注ぐとキメの細かな赤紫色の泡が勢いよく立ち、くすんだ赤褐色の液体からは、麦風味に加えて少し甘酸っぱいサクランボの香りがします。口当たりは軽め。軽やかな炭酸の後から、甘そうで甘くないサクランボ風味と、それに付随する酸味、大麦が原料であることを強く意識させるモルト風味が広がっていきます。ほのかな甘味としっとりとした苦味も後半から後味にかけて残りますね。
感想ですが、ビールの醍醐味というと喉ごしですよね、サッパリしているのはいいですが、男性にはやや物足りないかも…。どちらかいうとアメリカンじゃなくてヨーロッパ風のコクを重視した地ビール(アルコール度約5.5%)かな。フルーティな味わいは女性向きかも…。話のタネに一度ご賞味あれ、ただし販売店は限定されているようです。
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2006.08.21:osamu
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