おさむ茶マイルーム
▼エレキの神様
寺内タケシ、日本を代表するインスツルメンタルプレーヤーというよりエレキの神様と表現した方が正しいだろう。60年代のポップス創生期からから現在も第一線で活躍中というからスゴイ!
5歳の時からギターを手にし、9歳でエレキギターを製作。中学時代にバンド活動を開始したというから、エレキの申し子と言っても過言ではない。寺内タケシを生で初めて聴いたのは高校3年のころ、第1期ブルージーンズの時代だ。当時は、ベンチャーズが日本の若者をとりこにし、ネコも杓子エレキにシビレていた時代で、コンサートはもちろんご法度、エレキは不良のやるものといわれた時代だから…。監視の目をかいくぐって山形県民会館に行った記憶が残っている。
初めて目の当たりにするギターテクニックはパワフルでダイナミック、腰を抜かしそうになったものである。ベンチャーズ全盛時代にあって、逸早く「津軽じょんがら節」などの民謡や「運命」などのクラッシックの新しいジャンルに取り組む先進性は寺内たる所以である。
加山雄三主演「エレキの若大将」にも出ていましたが、始まった瞬間のタイトルバックから、エレキの音とそのカッコ良さに一遍でシビれてしまい、2回も見たことも鮮明に覚えています。
2回目が1966年、当時はGSブームでブルージーンズを解散して、ボーカル主体のバニーズに衣替えした時代です。ボーカルが入ると演奏と相殺されて、魅力が半減したような思い出が残っています。
そして3回目が、10年前でなんと寒河江のビアパーティコンサートでした。30年前と変わらぬパワフルさに頭が真っ白になり感動したものです。「人に歴史在り」といいますが、まさにそのとおりだと思います。神様は不滅、4回目のコンサートを楽しみにしているところです。
画像 (小 中 大)
2005.12.07:osamu
[2005.12.20]
GS (M)
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