おさむ茶マイルーム

▼60年代の遊び

 ワタクシたち60年代の男の子の遊びの定番といえば、メンコに尽きるでしょう。今の子供たちはメンコを見たこともないでしょうが、当時男の子が2〜3人集まれば、必ず、このメンコで遊んだものであります。
 オーソドックスなものが角型のやつで、他に大ワンという丸型のものもありました。モノによって硬さと大きさが違い、表面には、当時の人気キャラクターが描かれ、裏面にはナゾナゾが書かれていたり、ちょっとした豆知識のようなものが書かれ、さらには、ジャンケンのグー・チョキ・パーの手の形や、数字の羅列されたものが書かれていたものもありました。
 メンコの一般的な遊び方としては、自分のメンコを相手のメンコにぶつけて、相手のメンコを台から落したり、裏返したりすることが出来たら、自分の勝ちで、そのまま、相手のメンコを貰えるというようなルールで遊んでいました。
 「月光仮面」が放映されていた頃には、我が家には、まだテレビがなく、「月光仮面」は近所のTVあるお宅に図々しくも「スミマセーン、テレビ見して下さ〜い」と言いながら、ドヤドヤと上がり込み、胸をときめかせながら見ていたものであります。
こうした人気番組のキャラクターが写っているメンコは、単に、遊びの道具としてだけでなく、いわゆるブロマイド代わりにコレクター・アイテムとしても重要な役割を果たしていたものでありました。メンコには、色々な細工を施して戦いにも強いメンコに仕立て上げ、得意になっていたものです。
 メンコを強化する手法としては、メンコに油をしみこませて重くすると同時に、裏に紙を貼り付けて補強するというような手法が一般的なものでありました。だが、戦いに負けて、その大切な大切なメンコを他人に取られてしまったときは、2〜3日ショックから立ち直れなかったものです。

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2005.09.30:osamu
[2005.09.30]
懐かしいなー (ミツエモン)

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