おさむ茶マイルーム

▼少年時代U

『少年サンデー』『少年マガジン』『少年キング』などの週刊少年漫画雑誌、『少年』『少年ブック』『ぼくら』『漫画王』『冒険王』などの月刊少年漫画雑誌、ワタクシが少年期を過ごした昭和30年代は、週刊漫画雑誌の相次ぐ創刊もあり、いわゆる少年少女向けの漫画が繚乱期を迎えた時期であり、幸運なことに、私達は、その両方を存分に享受させてもらったわけです。さらに、昭和30年代後半のTV時代に入り、連載漫画が相次いでテレビアニメ番組として放映されるようになり、ワタクシの勉強する時間はほとんどないという状態でした。そうなんです、学校成績が良くないのは漫画に勉強時間を奪われたためなんです(苦笑)。
月刊少年漫画雑誌発売日が近くなると、ワクワク感で眠れない日々が続いたものです。当日ともなると朝からソワソワ…学校帰りは親からもらったお金を握りしめ書店へ一目散。そのまま走って家に帰り、玄関に入るや否や、雑誌を梱包している紐をプッツン…この瞬間が至福の一時。まずパラパラと漫画を流し読みし、それから工作付録の作製に取りかかる、だいたいこの辺になると夕ごはんになる。そそくさと済ませ、それから本腰を入れて漫画を読み始める。
読み終えると、翌朝学校へ持っていって他雑誌との貸し借りがはじまるので、ほとんどの少年漫画雑誌を制覇することとなる。楽しみだったのが付録、前号予告に期待をふくらませて買うのだが、たいていは裏切られるのが常だった。でもそれが楽しい、正月号ともなれば10大付録という時もあったからスゴイ(笑)。
このころの人気連載漫画は 鉄腕アトム/鉄人28号/赤銅鈴之助/ビリーパック/七色仮面/まぼろし探偵/ぼくらは少年探偵団/月光仮面/少年ジェット/いがぐりくん…、あの正義のヒーローたちも今やスッカリおやじになってるんだろうなあ。 

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2005.09.08:osamu

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