雨戸の敷居跡

ラス前の最後に、気になっている箇所をもう一つ。それはホーム側の雨戸の敷居跡です。両駅共に、ホーム側に雨戸あるいは木戸を建てて風雨を防いでいたようです。けれども西大塚駅には中間に鴨居があって、木戸がそのまま打ち付けられています。成田駅にはビニールトタンで囲っていた写真が残っていますが、鴨居らしきものがあったようには見えません。西大塚駅で打ち付けられている木戸は、古民家の重厚なふすま戸のようで、風雪に立ち向かった当時の人たちの力強い姿が見えてくるようです。ホームに出たら、ちょこっと上を眺めてみてください。

2020.11.24:orada3:[駅舎探検(成田VS西大塚)]