カーテンが閉められた事務室の窓に、「いつもありがとうございます」のメッセージが添えられた地元児童の絵が飾られていた。これを見た感想は、昨年秋のブログに投稿しましたのでご覧いただければ幸いです。
待合室には米坂線を走った気動車・べにばな号などの写真も飾られていた。鉄道愛好者から提供されたものであろうか。さらに、豊田地区ふるさと振興会の掲示板も設置されていた。駅の所在地である豊田地区の見所を散歩コースとして紹介している。2013年(平成25年)に長井まちづくり基金助成事業を受けて制作したもののようである。
今泉駅には子どもたちの声や鉄道愛好家の思い、そして地元の人たちの鉄道に対する期待の声が詰まっているように思う。駅とはもともと、そうしたものであったのかもしれない。改めて思うのは、それぞれの思いがつながっていれば・・・と。