お花見会が終わり、団体客で賑わう列車を見ることもなくなった。春はもう遠く過ぎてしまった季節のようだ。人々は桜を惜しみながらも、心はすでに次のモノに向かっているようだ。
そんな中、ブログを通しての友人から「成田駅の2本の桜を見に行きたい、まだ咲いているか」とのメールをいただいた。2本の桜とは、関山と鬱金のことである。
全国各地に桜の名所がある中で、成田駅のあの2本の桜が見たいという人がいる。古びた駅舎と共に、心行くまで春の名残を味わって欲しいと思う。世の中は、ああ世の中は、なぜこんなに急いてと流れてく(花咲く旅路)。
【おらだの会】写真は24日に撮影したものです。