芋煮会の会場設営後に駅茶を覗いてみると、米屋先生が機関士の制服を着て、国鉄時代の駅長帽をかぶり、ダイヤル式の黒電話を持って立っているではないか。満面の笑みは、まるでオモチャを買ってもらってご満悦の子供のよう。
「米屋先生、何をやられているのですか?」と聞こうと思ったその時、手前にいて米屋先生にカメラを向けている生徒達に、「逆光だから暗くならないようにね」とか「もっと人に近づいて行かないと」などと実技指導をしていたのでした。
モデルになった米屋先生の表情を見ていて、以前、高校生に指導してくれた方の言葉が思い出されました。その方は全員での記念撮影の際に「あなた達が自然な笑顔で映るようになることも大切なことだよ。」と話していました。さてさて、生徒たちは、米屋先生の熱血授業から何をつかんだのだろうか。
【おらだの会】高校生と作家さんの初めての出会いは、6年前のこと。
→ 作家さんとお話しを:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
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