もっちぃのお別れ会が、7月30日(日)午前11時半から宮内駅で執り行われることとなった。最後のお別れに、全国のもっちぃファンが駆けつけてくれることだろう。おらだの会も、せめてもっちぃに感謝の気持ちを届けたいと思い、メッセージボードを作った。現在、写真展を行っているakaiwano higumaさんの作品を使わせてもらった。
漫画「いなかの白兎」を掲載しながら、もっちぃは葉山の峰に修験者を導いた白兎の生まれ変わりではないか、などと妄想したものであった。いなかの白兎は子宝に恵まれ、そのうちの3匹は熊野大社で神の使いとなった。そのうちの1匹は長井線に乗るのが楽しみで、時々、熊野大社を抜け出して遊ぶようになった。ある日、山形鉄道の経営難を聞いた白兎は、宮内駅長となって働くことを決意したのであった。開業100年を無事に迎えたことを確認して、白兎は静かに息を引き取ったというものである。
もっちぃは、山形鉄道にとっては救世主ともいえる存在だったと思う。次の100年に向けての歩みを進めるためにも、もっちぃ駅長のことは忘れてはならないと思う。全国のもっちぃファンと共に、私たちの感謝の思いをしっかり伝えていきたいものだ。
【おらだの会】2011年にもっちぃ駅長と一緒にお花見をやった際の写真が残っていた。すでに故人となった方もおられる。もっちぃのこと、みんなのことをいつまでも忘れない。
→ 停車場ノート ⑪ 長井・成田駅の皆さんに恩返しを :山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)