それからしばらくして、おせきの思いが通じたのか工事はうまくすすみ、ぶじに「とちの木ぜき」がかんせいしました。
しかしその後、工事がせいこうしたことで身分が高くなった源右エ門をねたむ人が、おせきを人柱にしたことをやくしょにうったえ、そのつみで源右エ門は、しざいとなってしまいました。