「夕鶴~おりはた川」と題した山猫さんの作品。小川が流れ、食堂の看板が見えている。列車は決まった時刻にガタンゴトンとレール音を響かせながら踏切(第4池黒踏切)に差し掛かるのだろう。列車と警報機の音は、人々の暮らしの中に沁み込んでいるだろう。
列車は鉄道娘号。まるで列車の旅を楽しむ高校生たちの笑顔のように見えてくる。もしも線路がなくなったら、食堂がなくなったら・・・。
この作品を見ていると、未来に伝えたい鉄道風景はそこに暮らす人々の息遣いを感じ、人々の笑顔が見えてくるような風景ではないかと思えてくる。