隠れ家とサードスペース

 地元紙にサードスペースの重要性を説く投稿記事があった。サードスペースとは自宅と学校、あるいは職場との間に存在する場所であって、自分にとって居心地の良い場所を指すものだという。そう言えば旧長井小学校第一校舎や長井駅の交流スペースに高校生の姿を多く見かけるようになった。

 

 昔の職場の後輩と成田駅で酒を酌み交わした時のこと、彼が「駅に降りて駅茶で酒を飲む。これは最高のサードスペースですね。」と語ったのを思い出した。現役を引退した「こもり人」としてはサードではなくセカンドスペースと言えるかもしれないが、「男の隠れ家」の方がしっくりする。おらだの会が初めて掲載された雑誌の名前である。

 

 セカンドでもサードでも隠れ家でもよいが、年齢も職業も趣味も違う人たちがゆったりとした時間を共有できる場所と機会があることはとても貴重なことではないだろうか。「駅茶」がそんな場所になることを願っている。もちろん、仲を取り持つ発酵促進液があればさらに楽しいことなのだが・・・・。

 

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「男の隠れ家」におらだの爺3人衆が・・・・:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2022.10.03:orada3:[駅茶こぼれ話]