9月に入ってから成田八幡神社の例大祭(獅子舞渡御)の実施が気になっていたが、今年もコロナ対策のために完全な祭りをあきらめたとの回覧板が回って来た。何年も祭りが行われなくなると、祭りが記憶の中のものになってしまうのではないかとの思いがよぎった。
そんな時、平成24年に行った「写真撮りツアー」で横浜や静岡などから参加した方の作品を思い出した。黒獅子が練り歩く村祭りを初めて見たであろう彼らは、自身の「まつり」の記憶あるいはイメージを追いかけてシャッターを押したのではないかと思えたのである。
ツアーをコーディネートしてくれた宮嶋康彦さんは「黒獅子が練り歩く町を大事にして欲しい。」と語ってくれました。改めてその時の作品を見ながら、一人ひとりの中にある故郷の風景と祭りの記憶を辿ろうと今回の展示を企画しました。どうぞご覧ください。
→ (43)何を残したいのか 写真撮りツアーで学んだこと:おらだの会 (samidare.jp)
→ 停車場憧憬 祭りの記憶:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
→ 停車場憧憬 祭りの記憶・村の記憶:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
【おらだの会】展示会場は、都合により事前の告知なく休館とする場合がございます。その際は入場券の販売や駅スタンプの押印もできなくなります。何卒ご理解、ご了承くださいますようお願い致します。