(47)男同士の固い握手から(平成28年)

 平成28年(2016年)は昨年の盛り上がりが継続し、ラッピング列車の登場や成田駅での「停車場に泊まろうツアー」も実施されました。そしておらだの会にとっての28年度は、広田泉さんが成田駅と長井線のためにたくさんの事業を仕掛けてくれたスタートの年であったと思います。

 

 まずは4月29日から5月8日までの「ちゃぶ台写真展」。10月22日から23日は長井線祭り協賛「3駅(成田・西大塚・時庭)交流写真展」です。ちゃぶ台写真展の開会式の際の広田さんの挨拶が今も胸に残っています。「この写真展を通して、山形鉄道やおらだの会の皆さんとよりしっかりと付き合ってくれる仲間の輪が、少しでも大きくなってくれることを願っています。」と。

 

 そして上の写真は一年前の長井線祭りの時に宮崎会長と広田泉さんが固い握手をしているところです。後から聞いた話では宮崎会長が広田さんに「これからも成田駅を応援してくれ」と話していたそうです。広田さんがおらだの会の応援に一層の力を入れてくれたのは、宮崎会長との約束があったからかもしれません。残念ながらちゃぶ台写真展の開会式には宮崎さんの姿を見ることはできませんでした。そして9月6日、第3回の成田絆祭りを目前にして宮崎さんは逝去されたのでした。

 

 

ちゃぶ台写真展の様子はこちらから

→ ちゃぶ台写真展の民俗学的考察?!:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

 

3駅合同写真展の様子はこちらから

→ 広田泉さんの写真展:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

→ 三駅合同写真展:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2022.07.18:orada3:[羽前成田駅100年物語]