拾う神あれば・・・・

 10月24日の長井線祭りのスタートは、前々日の強風によって散乱した杉っ葉拾い作業から始まったのでした。駅前の広場はもとより花壇の草花に絡んだ杉っ葉を拾い出すのは結構大変な作業になります。

 

 見ると駅舎の南側には杉っ葉が山のように集められていました。会員の一人が「ホームの杉っ葉を拾ってくれている人がいるんだ。」と教えてくれました。その方は列車の待ち時間などに、ホームの杉っ葉を拾っては片付けてくれているのだといいます。(確かにホームには、杉っ葉はほとんど落ちていなかった。)

 

 タバコの吸い殻やコーヒー缶をそちらこちらに捨てる人がいる。その一方でホームの杉っ葉を腰をかがめながら拾ってくれる人がいる。拾ってくれる神様がいることに感謝しよう哉。

 

2021.10.27:orada3:[駅茶こぼれ話]