駅前広場の入り口に新しい「致芳ふるさとめぐり(羽前成田駅)」の看板が建てられています。以前に建っていたのは昭和50年代に、故郷の歴史や文化を学ぶことを目的に設置されたものでした。その後40年の歳月が経過し、姿を消してしまった祠や移転した史跡なども出てきたために、この度、致芳コミュニティセンターが中心になって再整備されたのです。
新しい看板はQRコードを使って、スマートフォンから様々な情報が見られるようになっています。成田駅の項目では、昭和30年の成田駅の写真が見られます。現在の駅舎と比べながら見られるのは感動的です。
この事業のスタートは、昭和31年に致芳郷土史座談会が制作したスライド「郷土の文化」にあるようです。その後「致芳ふるさと巡り」としてルート化し、さらに今回、現代の情報処理技術を導入してリニューアルされました。新しくなった看板を見て、「ふるさとづくりの思い」は受け継がれて行くんだろうな、と感じます。
致芳コミュニティセンターの「ふるさとめぐり」はこちらから