サンタは列車にのって

12月24日はクリスマスイブ。それぞれの家庭で楽しいイブの夜を過ごしたことでしょう。25年前の12月24日、成田駅は子ども達の笑顔で溢れかえっていました。地元の子供会が駅舎でクリスマスイベントをやったのです。

子供たちが荒砥から長井線に乗って成田駅に到着し、キャンドルを灯しながら讃美歌を歌う。そしてサンタクロースが下り列車で成田駅に登場し、子供達にお菓子のプレゼントをするというもの。

この頃は、子供も3、40人もいましたが、地元に残っているのは5人もいません。ビデオの中の子ども達は、今は社会人となり、家庭を持っている人もいるでしょう。25年の歳月に大人たちの髪の毛も薄くなってしまったけれど、いつまでも心に残る停車場の想い出です。

2020.12.25:orada3:[停車場風景]