地に紫の詩が残る

今年もアヤメが咲いた。スマホを構えると列車はなんとアヤメ号。「やったー」と思いシャッターを押した。走り去った後で、井上剣花坊さんの「人去りて地に紫の詩が残る」の句を思い出した。

それにしても数十メートルもの回廊を、毎年手入れしてくれている方には、本当に頭が下がります。たとえ花が終わっても、地には育ててくれた人の物語が残っているような気がします。
2020.05.23:orada3:[停車場風景]