待合室に、「ふるさと便り」と題した印刷が掲示されている。地元の方から提供いただいたものです。その方は、遠くにいる兄弟や縁者に故郷の近況などを、「ふるさと便り」として届けているのだそうです。今回は父や叔父が出兵していった成田駅のことを書いたので、成田駅を訪れた方にも見てもらいたい、とのこと。昭和35年の引込線の写真や昭和55年のスケッチ画なども掲載されていて興味深いものになっています。
故郷と遠く離れた街。ふるさと便りを送る人がいて、それを受け取る人がいる。ふるさと便りは、家族の昔と今と未来をもつないでいるようだ。そこには、SNSなどでは伝えきれないものがあるようだ。おらだの会のブログは、ふるさと便りになっているのだろうか、と考えてしまう。