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今年の花見は格調高く

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昨日からの陽気で、羽前成田駅前の桜も、かなり色づいて来ました。成田駅は、6種類の桜が楽しめる置賜桜回廊の隠れた観光スポットです。おらだの会のお花見会は、4月21日(日)です。平成最後の花見は、新元号・令和のもとになったという万葉集の花見の宴にちなみ、格調高い銘板を準備しました。また夜には、高橋鯉屋さんのご協力でライトアップされます。羽前成田駅前にどうぞおいで下さい。

お花見会 4月21日(日) 午前11時半開始(雨天時は駅舎で)

参加費 1000円  子供無料

地酒、手料理の持ち込み大歓迎です。

 

写真展スタート

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新年度のスタートを飾って、本日、4月12日から鈴木亮さんの写真展が始まりました。「週末写真館 ーーさくら紀行」と題して、圏内はもとより全国の銘木、名山の写真が展示されています。中でも昔日の久保桜や釜の越桜、白兎の枝垂桜などの作品は、とても貴重で一見の価値ありです。開場は、4月30日までの金土日祝日の午後1時半から午後4時までです。なお、都合により、開場できない場合もありますことをご了承下さい。

新年度がスタート

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4月7日、今日は駅舎の雪囲いはずしと周辺の環境整備作業。環境整備というとカッコいいのですが、実際は杉の葉と枝拾い。今年は風の強い日が多かったので、例年以上の杉葉の量で、屋根の上にも積もっていました。花壇の中の杉葉は、取るのが大変です。昨年の秋、北側の花壇をきれいにしてもらったので、景観を配慮して堆積場所も変更しました。

みっちり作業の後は総会を開き、今年度の事業等を話し合いました。今年の花見は再来週の21日(日)になります。雨天の場合は、駅舎で開催の予定です。詳しくは当会のブログで連絡しますのでご覧ください。それでは皆さん、今年度も宜しくお願いします。

村川監督のメッセージ 「宝物」

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  • 村川監督のメッセージ  「宝物」

 3月17日のテレビ放映の4日後、長井線利用拡大シンポジウムがあり、村川透監督の講演がありました。「映画を作る人は口下手なんだよ。」と笑わせながら、今回のドラマ制作にかけた思いを語ってくれました。お話は次のような内容だったと思います。

 幼い頃、戦地からの引揚者が列車で帰って来た。3男坊で自立しないといけない監督は、映画の道に入るために故郷を離れた。親を想う、故郷を想う、そんな人間ドラマを作りたかった。フラワー長井線は、美しい山並みも含めて故郷の宝物、日本の宝。一人一人の宝物、自分の哲学として考えて欲しい。一度失ったら再生できない。しんどい雪に勝つ気概を持って、自分たちが動いていこう。「フラワー長井線は宝物だ」と思ってくれる作品を一年がかりで作りたい。などなど

 ドラマの中で、「お前は父さんの子だ。誰よりも一番大切な宝物だ。」と語る場面が何回も映し出されていた。そして思い出の駅舎の前にはお地蔵様も映し出される。「宝物」という言葉は、監督自身が家族と故郷に伝えたかったものだったのではなかろうか。そして長井駅で最後に語らせたセリフが、「どんな嵐が来ようが停まることはない。」だった。

火ばさみと手袋と笹巻と

  • 火ばさみと手袋と笹巻と
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さてさて、美術と小道具のスタッフが準備したものが、しっくりと映像の中に映し出されていました。15年前の回想シーン。待合室の父親の手には火ばさみ。黄昏色に包まれた駅長室。机の上には2色の手旗、ちゃぶ台にはミカンと笹巻。益岡さんは、さりげない演技の中で火ばさみを使い、手袋をはずす。小道具、俳優、映像が一つになった世界が広がっていた。この映像を見て、木造駅舎が持つ空間の魅力を改めて感じることができたような気がします。