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「馬のかみしめ」が食べたくて

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  長井線祭りも終わり少し落ち着いた10月の末、カメラを抱えたご夫婦が駅茶においでになった。どこかで会った人だなあと、必死になって記憶を辿ってようやく思い出した。平成28年の長井線祭りの際に、羽前成田駅と西大塚駅、時庭駅で三駅合同写真展を開催したのですが、その時に時庭駅会場に出展してくれたご夫妻でした。なんと3年ぶりの再会です。

  挨拶もそこそこに、今日はどうしておいでになったのかと聞くと、その答えが面白い。ご夫妻は1週間ほど前に名古屋から千葉に転勤になったのだそうです。ここからだったら長井に好きな時に行ける。よし、山形の新米と成田駅前の日進堂菓子舗の「馬のかみしめ」を買いに行こう、と引っ越し荷物の整理も中断してやって来たとのこと。

  こうして訪ねてくれる友人がいることは嬉しいことです。日進堂の「馬のかみしめ」が取り持ってくれた縁でしょうか。有難いことです。

 

【駅茶で一服】「馬のかみしめ」は長井の伝統作物の枝豆の名称です。菓子のパッケージを開けると枝豆の香りが広がる銘菓です。どうぞご賞味ください。

2019.11.30:orada2:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

「押し鉄のススメ]

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    先日、名古屋にお住いの方からメールをいただきました。その方とは10月に駅茶でお会いし、いろいろ楽しいお話を聞かせてもらった駅スタンプ収集家です。山形鉄道には2年前にもおいでになったそうですが、今回はみちのく鉄道応援団から2012年(平成24年)に寄贈された成田駅特製スタンプを目指しておいでになったのでした。メールは、その際の記事をブログにアップしましたとのご報告でした。メールの最後に「またいつか訪問出来たらと思います。また私の仲間の押し鉄たちが、羽前成田駅を訪問することもあるかと存じます。どうかこれからもよろしくお願い申し上げます。」との丁寧な言葉で締めくくられていました。名古屋の押し鉄さんのブログは、各駅の歴史も詳しく調べられていて勉強になりますし、とても見やすいデザインです。一度ご覧になってみてください。

「押し鉄のススメ」さんの山形鉄道関連ブログはこちらです。

http://nonban.travel.coocan.jp/stamp/touhoku/sendai22.html

 

http://nonban.travel.coocan.jp/stamp/touhoku/sendai19.html

 

 

【押し鉄の皆さんへ】

11月上旬までは週末の午後、開場していたのですが、冬季はとても寒くなりますので駅茶はお休みとさせていただきます。なお、どうしてもという方がおられましたら、当会ブログの「問い合わせフォーム」から事前にご連絡くださいますようお願いします。可能な範囲での対応となりますので、ご理解くださいますようお願いします。

 

2019.11.25:orada2:コメント(2):[駅茶こぼれ話]

「憧れ」ということ

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  令和1年11月11日の夕方、NHK山形の「やままる」で、羽前成田駅が紹介されました。その際の、木下アナウンサーのコメントを紹介したいと思います。

  「羽前成田駅は私の憧れです。私の地元の駅が地下鉄だったりするので、こういう趣きのある場所や歴史のある場所が地元にあるって宝だなと思います。うらやましいです。」

 

   駅舎に対して、「懐かしい」「レトロ」といった感想は聞いてきましたが、「憧れ」という言葉を聞いたのは初めてでした。私らの年代には「都会への憧れ」がありましたが、「憧れる田舎」なんてなかったと思います。木下アナにこれからも「憧れ」てもらえるように、宝物を守り続けて行きましょうかねぇ。

2019.11.15:orada2:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

「駅茶」の思い

  • 「駅茶」の思い
  • 「駅茶」の思い

  皆さんは、駅の事務室の入り口の上に、「駅茶(え?きっちゃ)」という看板があるのに気付いたでしょうか。この看板が付けられたのは、今から8年も前に遡ります。当時、おらだの会では木造駅舎の復元工事に取り掛かっていました。市内の建築関係の短大で学んでいたH君はこの仕事に興味を持ち、いつしか私達の事業に参加するようになりました。「H君の夢は?」と聞いた時、「この駅舎で喫茶店をやりたい。」と言う。それならば、店の名前を何としようと考えたのが、「駅茶(え?きっちゃ)」だったのです。

 H君は、(当然のことながら)駅舎の店長をあきらめて、仙台の会社に就職することになりました。卒業式を終えたH君が故郷に帰る際に、駅に立ち寄ってもらい送別会をしたものでした。写真は、H君が作ってくれた駅舎の古材を使ったコースターとランタンボックスです。H君が思い描いていた喫茶には程遠いけれど、駅舎を訪れてくれた人達との語らいのひと時は、私たちにとってとても大切な財産です。そんなこぼれ話を、このコーナーで紹介して行きたいと思います。

 

若き旅人達へ ⇒ http://samidare.jp/orada/note?p=log&lid=426105

2019.11.05:orada2:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

車掌の一言(旅の思い出)

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9月7日

駅茶にリュックを背負った方がおいでになった。その方が見せてくれたのが、写真のカード。コレプラというのだそうです。購入するときに車掌さんから、「千円で乗り放題のチケットがありますよ。」と説明されたそうですが、乗車記念カードが欲しかったのだそうです。ニコニコといかにも嬉しそうに教えてくれました。今の世の中、ほんとにいろんな楽しみ方があるものですね。旅の人にとっては、記念カードを得たことに加えて、車掌さんに優しく説明されたことも嬉しい旅の思い出だったのでしょうか。駅茶でのひとときも・・・・。

2019.10.04:orada2:コメント(0):[駅茶こぼれ話]
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