先日に続いて地元紙の記事を紹介したい。県立長井工業高校と荒砥高校生徒会がフラワー長井線の列車清掃活動を行ったとのことである。昨日紹介した『フラワー長井線、大雪と格闘』の記事に「(運休で)利用できなくなって初めてフラワー長井線の便利さに気がついた」との談話が載っていたが、作業をしてくれた高校生に、当時の記憶が甦ることはあったのだろうか。
寒い中で作業をしてくれた高校生の姿に、「世界は誰かの仕事でできている」というコマーシャルを思い出した。普段何気なく見ている列車が、多くの人の仕事で支えられているということ。そして高校生たちのボランティア作業も、支援を含めた“大きな輪”の中の大切な一つの仕事なのだろうと教えられた。
【おらだの会】山鉄社員の仕事風景の写真は「鉄道風景と猫の写真展」より