停車場憧憬 西の山から

西の山から 差し込む光を受けて

私はひと時 黄金の中に遊ぶ

 

やがて光は 西山の光背となり

そして 全ての光は消え去るだろう

 

人生の最期の時も こんな光の中を

歩めたらいいのにと思う

 

私は今日一日を 

精一杯生きただろうか

2017.09.27:orada:[停車場憧憬]